うきは観光みらいづくり公社

登録店舗一覧

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李椿

open11:00-17:00

定休日不定休
営業日はinstagramでご確認ください

月に数日だけ、白壁通りにひっそりオープンする「李椿(リチュン)」。陶芸家・高木剛さんのギャラリー(展示室)だ。吸い込まれるように扉を開ければ、素朴な風合いが心地よい空間。小さなガレージを改装したという店内には、彼の穏やかな人柄が滲み出た数十点の器が展示されている。

鹿児島県出身の高木さんは、高校卒業後、東京で働いていたギャラリーで、山梨県の陶芸家の作品に魅せられ弟子入り。約3年の厳しい修業を経て独立した。
東京や京都で作陶したのち、縁があってうきは市に移住。現在は、うきはの山の窯場に薪窯と灯油窯を構え「揺らぎ、柔らかさ、繊細さを表現したい」と、足で蹴って回す「蹴ろくろ」で作陶している。

韓国の古陶磁が好きな高木さんは、李朝の焼物に惹かれ、現地で学びを深めたそう。実際に「李朝白磁」が生まれた土地の風土に触れ、陶工たちの技術を目の当たりにした貴重な経験は、その後の高木さんの作陶に大きな影響を及ぼしたという。現地で習得した技術を自分のフィルターに落とし込み、新たな作品を生み出す日々。
それが、代表作「高台皿」や粉引(こひき)技法を用いた器に現れている。

「作り手の心が映し出される器。だから信じている生き方や自分の気持ちに正直に向き合い、いつわりのない作品を作っていきたい」

日常使いできるシンプルな作品には、そういった高木さんの想いが込められている。

ギャラリーでは、奥様・瑞枝さんが小麦やライ麦から酵母をおこして手作りする、自家製酵母パン(カンパーニュなど)の販売も。

手にする人の心を和ませてくれる器「李椿窯」との出会い。
小さなギャラリーの次の開催日を心待ちにしたい。

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以久波別邸 虎屋

open受付時間  8:00 ~ 20:00
チェックイン 15:00~18:00 
​チェックアウト10:00

定休日年中無休

泊まれる100年古民家「町家宿 以久波(いくは)」の別邸としてオープンした「虎屋」。
「筑後吉井重要伝統的建造物群保存地区」の一角にあり、そばには心地良い水音が響く災除川が流れている。明治3(1870)年に建てられ、大正・昭和・平成・令和と移り行く時代を重ねる白漆喰の建物が風趣を醸す。国道から少し離れたこの界隈は、町の喧騒を避けて過ごすにはうってつけの場所。

暖簾をくぐれば、太い梁がふんだんに使われた、築150有余年を感じさせない風格のある佇まい。家具や調度品もそのまま配され、昔ながらの設えを残した改修が施されている。当時の栄華ぶりを今も物語る商家を、ゲストハウスとして利用できるとは何とも贅沢な過ごし方。

建築の特性を活かし、滞在しやすいよう手が加えられた4部屋は、白壁通りのメインストリートに面する部屋や川のせせらぎが心地良い部屋など、趣が随所に感じられる雅びな仕様に。
共有ラウンジや共有リビングルームもあり、広々とした空間を贅沢に堪能できる一棟貸しプランも人気。

「虎屋」には、決して外からは想像できないであろう、優美な庭園が広がっている。夏は青もみじを、秋になれば赤もみじを愛でることができ、移り行く季節を感じられるのも「虎屋」の魅力だ。大広間に腰を下ろし、絵になる情景を眺めながら心静かに感性を癒すのも一興。
静謐な風景がここにはある。

土曜・日曜には、ソフトクリームや抹茶セット(抹茶・和菓子)を販売。館内は自由に拝観でき、近日「鶏めし」が供される店がオープンするという。

「虎屋」は宿泊の他にも楽しみ方がいろいろ。
150年の月日に想いを馳せ、情緒あるうきは散策を楽しんでみてはいかが。

 

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パン屋なかがわ

open10:00~18:00

定休日5月末までは月曜日火曜日
6月からは月曜日のみ

列車が店前を走り抜ける、のどかな久大線沿いの小さなパン屋「なかがわ」。じつは「クロワッサンと食パン専門店」と思いきや、店内には色々な種類の焼き立てパンが。

早朝から店奥の工房でせっせとパンづくりをする店主・中川興平さん。
「丁寧に作るとパンが応えてくれるんですよ」と優しい手つきで成形しながらにっこり。その表情からはパンづくりの楽しさ、面白さがひしひしと伝わってきます。

シンプルでオーソドックスな「天然酵母クロワッサン」は、「手間と時間がかかっても美味しさにこだわりたい」と生地づくり、折り込み、成形、焼く工程に至るまで、約3日を要するんだとか。
厳選された強力粉とバターでつくるそれは、カリッふわっの食感♪なんたる至福!バターの濃厚な香りと余韻が後を引く美味しさです。

見てください、この目にも楽しい「バイカラークロワッサン」を!正統のなかに潜むアレンジが◎。

たっぷりのあんこに濃厚バターを挟み込んだ「あんバタークロワッサン」や、えもいわれぬバターの香りに包まれる「デニッシュ食パン」もおすすめ。九州産生クリームをたっぷり使用した、濃厚な「クリームブリュレ」もありますよ。なんとこちらはカソナード&バーナーで焼く最終工程を購入の際に施してくれます。

ここで真打ち登場!
久留米市城島町で戦後から約75年続いた老舗「ブーランジェリー ナカガワ」の味を復活させた「食パン」です。当時の材料・配合はそのままに、現在は良質なうきはの地下水と昔ながらの製法でつくられています。ふんわりしっとりした口当たりは食べた人だけが味わえる幸せ♡

定番商品に加えて「バゲット」や日替わりパンも登場するため、パン好きにはたまりません。

食パンは前日まで、クロワッサンは2日前までに予約をすれば柔軟に対応してくれるのも嬉しいですね。さあ、今日はどんなパンが焼きあがっているのでしょう?

初めて訪れる方は、道沿いのところどころに掲げている小さな手づくり看板を目印に訪れてください♪

 

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蔵バル 恵比寿

open16:30~21:00(ラストオーダー20:45)

定休日水曜日〜日曜日
(基本不定休)
月曜日、火曜日のみ営業

明治26年から、うきはの豊かな恵水で酒造りを行っている酒蔵「いそのさわ」。その築130年の風情ある佇まいの一角で週2日(月曜・火曜)だけ営業している店が「蔵バル 恵比寿」だ。

外観のイメージとは裏腹に、店内はお洒落なジャズが流れ、古典的な古めかしい広い座敷と現代的なカウンターが配された小粋な空間が広がっている。

店名に「蔵バル」と付いているが、お子様から大人の方まで楽しめる料理の品々。

店の看板メニューは「おでん」だ。
うきはの食材を中心に、朝から一つひとつ手間と時間をかけて仕込んでいるそう。カツオ節と昆布で丁寧に出汁を引いたおでんのつゆは、透き通った黄金色をしている。ホクホクした食感の「流川レンコン」や地元「古賀豆腐店」の厚揚げなど、どのタネも上品な出汁が染み込んで美味。

このおでん出汁を使った「おでん出汁うどん」もこれまた美味い!おでんダネの旨みがにじみ出た深い深いダシの余韻に浸りながら、一滴残らず堪能されたし!

「いそのさわ」の日本酒が隠し味になっている「温玉まぜまぜ蔵ボナーラ」も人気の一品。生クリーム仕立てになっており、温玉と混ぜることでさらにまろやかな味わいに。食べ進むほどに味が重なり、最後のひと口まで美味しいパスタだ。アルコールは完全に飛ばしてあるのでお子様も安心して食べられるのが◎。

「恵比寿のパスタセット(本日のパスタ、サラダ、ガーリックトースト)」や「恵比寿の角打セット(淡麗缶ビール、純米酒「駿」、小鉢、おまかせおでん3種)」などお得なセットメニューのほか「おまかせコース」、一品料理もあり、どれも「いそのさわ」の日本酒(純米酒・純米吟醸・熱燗・生酒)や焼酎を迎い入れたくなる味。

メニューに目をやると「イソノサワー」。
こちら「いそのさわ」の麦焼酎を炭酸で割っているから「イソノサワー」なんだとか。ユーモアたっぷりなネーミングがインパクト大!スッキリとした飲み心地に杯が進む。なんとインスタグラムをフォローした方は「イソノサワー」が500円で30分飲み放題に!

昔はうきは市内に数軒あった酒蔵だが、今では「いそのさわ」のみ。「蔵バル 恵比寿」には「うきはの子どもたちが大人になった時に地酒でお祝いできるよう、唯一の酒蔵『いそのさわ』を後世に残していきたい」という店主・足達康裕さんの切実な想いが込められている。

うきは愛たっぷりの店主が営むうきはの「恵比寿」。
足繁く通いたい店としておすすめしたい一軒だ。

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梅原農園

open自動販売機10:00~19:00(売り切れ次第終了)
お問い合わせなどは10時から17時

定休日不定休

国道210号線沿い・山春小学校前にある青緑色のちっちゃな建物。ここが完熟いちごやいちじくが美味しいと評判の「梅原農園・無人販売所」。
普通の無人販売所ではありませんよ。中を覗けば自動販売機がズラ〜りと並んでいます。

取材時はいちごのシーズン真っ只中。「梅原農園」の完熟いちごを求め、自動販売機の前には入れ替わり立ち替わり車が訪れる人気ぶり。

販売されているのは赤みが濃く、ツヤ感のある「おいCベリー」。数ある品種の中でもビタミンCを多く含み、味が濃厚で程よい甘酸っぱさが特徴。

新品種で注目されている「あまえくぼ」も販売されていますよ。こちらは大きな果実で、甘みが強く酸味がまろやか。

味に定評があるのは、甘さが十分に蓄えられた一番美味しいタイミングでちぎっているから。

しかも「梅原農園」のいちごは土耕・黒ぼく土栽培。この「黒ぼく土」は水はけが良く、保水性もあるため、土壌の栄養分を吸収しやすいんだとか。有機肥料や有機液肥を施し、出来るだけ農薬の散布回数を減らして、安心・安全ないちごづくりに取り組んでいます。

無人販売所といえども、直接農園に電話をすればギフト配送も対応してくれます。時にはパックの中に、イチゴの花がそっと添えられていることも。粋な心遣いが嬉しいですね。

「お客さんが美味しいな、また食べたいなと思っていただけるよう、これからも励んでいきたい」と話すのは梅原隆児さん。それをお隣で聞いていた奥様・美香さんの笑顔がとっても印象的。

微笑ましい二人が心を込めて栽培するいちごは、幸せの味♡
あなたも一粒いかがでしょう。

●完熟いちごの販売:12月〜5月頃
●完熟いちじくの販売:8月〜11月頃

*お値段や種類は時期によって異なります。

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そらいろ

open11:30〜 不定休

定休日不定休(instaをご覧ください)

築150年の古民家を現代的なオシャレ空間へフルリノベーションした十割蕎麦屋「きふね」敷地内の一角に、小さなパン屋さん「そらいろ」がオープン。
お子様から大人の方まで気軽に来店してほしいと、店主・鍋島さんが愛情たっぷり注いで焼き上げたやさしい味わいのパンが並びます。

なかでも、お隣の「きふね」で提供されているという蕎麦茶や蕎麦茶殻を絶妙にブレンドして焼き上げた「蕎麦パン」は、むっちりとした弾力で、何層にも膨らむ深みのある味わい。鼻にふわりと抜ける蕎麦の香りが何とも心地よい一品です。

生クリームを惜しげもなく練りこんだ「ミルクパン」や「抹茶あずきパン」のほか、北海道産の小麦粉で作ったもっちり「ベーグル」も好評。週末になると焼き菓子やスコーンも登場し、日によってパンの種類も変わるそう。今日はどんなパンが並んでいるかな?と期待に胸が高鳴ります。

購入したパンは「きふね」の広〜い敷地内で味わうことができますよ。うきはの心地よい風と空気を肌で感じながらいただくパンはまた格別の味!
一つひとつ心を込めて丸めた「そらいろ」のパン。
澄み切ったうきはの青空を眺めながらのんびり美味しいパン時間を♪

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うきはんと

open10:00〜16:00

定休日月・火曜日

うきはの人と自然と美味しさに魅了された荒木伴子さんと姉・理惠子さんが繰り広げる「フルーツサンド」は、今や「うきはんと。」の代名詞ともいえる看板商品。

うきはの農家さんが減農薬で大切に育てたフルーツが中心となり、いちご、キウイ、ぶどうなど旬のフルーツがサンドされています。

スパッと気持ちよく切られた断面に華やぐフルーツたち。
生クリームを綺麗にまとい、さらにふんわりしっとり食感の食パンで包み込まれています。フルーツの味もさることながら、生クリームの美味しさも相まって思わず頰が緩む美味しさ♡
聞けば、九州産の生乳100%で作られた純粋な生クリームを使用しているとのこと。しかも添加物が入っていない脂肪分35%のもの。これがふわとろの滑らかさをもたらし、ミルキー&すっきりとしたあと口の良さを生み出しているというわけ。
使う食材は一切妥協せず、シンプルにいいものを。これが最高で最上質な「うきはんと。」の味。

「うきはの開運スポットといえば『浮羽稲荷神社』ですよね。ご縁をいただいてみんなでハッピーになれるメニューを考えましたよ♪」とチャーミングな笑顔で話す伴子さん。
その開運スイーツがこちら!「開運くりーむ白玉ぜんざい」です。

「浮羽稲荷神社」へお供えした国産小豆を使い、丁寧に手作りするぜんざいには、一つひとつ心を込めて丸めたまぁるいお団子がコロコロと入っています。国産もち米の白玉粉にうきはの良質な地下水を加えて手練りしているため、もっちりやわらか。そこへ「フルーツサンド」で使用しているふわとろの生クリームをたっぷり投入すれば、小豆の餡と生クリームが相思相愛、口の中が幸せで充満する美味しさに。

ぜんざいはお好みで温・冷から選べ、さらにクリーム増しも注文OK。ドリンクセットはうきはの和紅茶や日本茶、コーヒーから選べます。

甘いぜんざいの後のお口直しに、程よい塩味がきいたあられをボリボリと食べて〆れば、運が開かれた気分に!?

店のある「サンピットバリュー浮羽店」の2階では「浮羽稲荷神社」の御朱印をいただけるそうですよ。

「お客さんが笑顔で喜んでくださるから頑張れる。そしてその先の生産者さんが応援してくださるからもっと頑張れる。
いい人たちに恵まれて本当に感謝しかないですね」

伴子さん姉妹の笑顔と人柄が、飾らないやさしい味へとカタチを変えて、心を満たしてくれるよう。

「ここはおしゃれなカフェではないでしょ。だからお客さんにとって、気を遣わなくていい気楽に楽しめる場所でありたいの」と言葉を繋ぎます。

みず、ひと、果実。
今日も仲良く姉妹で手作り。

うきはの恵みとしあわせをサンドした開運スイーツはきっとご利益がありますよ。

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カフェうえむら

open10時〜18時(Lo17時)

定休日日・月+不定休

「カフェうえむら」とゆる〜く描かれた小さな店名看板。
入る前から心がゆるむ可愛いカフェです。

扉を開けるとオーナー・上村真紀さんがニッコリと「いらっしゃいませ♪」

開放感のある大きな窓から差し込む陽の光。
木製のカウンターやテーブルが醸し出す温もりに心が安らぎます。
手触り滑らかで座り心地がいい椅子に腰をかけ、まずはコーヒーを。

「カフェうえむら」オリジナルブレンド豆や厳選された豆をオーダー毎に挽き、雑味が出ないよう丁寧にハンドドリップ。真紀さんが優しく淹れてくれたコーヒーにホッ。
アイスコーヒーやカフェラテ、ホットココア、アフォガード、ソフトドリンクなど充実したドリンクメニューが揃っています。

1月〜5月の季節になると、自家農園で育てたいちごをたっぷりと使った「いちごシェイク」が登場!
店内でコトコト煮込んだいちごのコンポートと牛乳で作られ、心が春めくピンクに色づいたそれは、みずみずしい甘酸っぱさとスッキリした飲み心地♡ジェラートがこんもり乗っているので、じわりじわりと柔らかな甘みと酸味が混ざり合い、飲み終わるのが名残惜しくなる味です。

フードメニューもいろいろありますよ。
写真は「なかちゃんのスコーン」。
これ、塩麹を使った酵母のスコーンなんですって!北海道産薄力粉と全粒粉、有機ココナッツオイル、豆乳でサックサクに仕上げられています。添えられた生クリームをたっぷりつけて召し上がれ。

この他、手作りコーヒーゼリーをはじめ、真紀さんが惚れ込んだ食パンで作る、卵とハムとチーズのトーストや、バターと蜂蜜のトースト、「315ベーカリー」のシフォンケーキなど、どれも食べたくなるものばかり。

コーヒーやスコーンなどはテイクアウトもOKだそう。季節に応じて変わるメニューも楽しみですね。

店内は電源(コンセント)が使えるため、充電を気にせずにスマホを見ながらコーヒーを飲んだり、パソコンをつないで仕事をしながら過ごせるのも魅力。

通路やテーブル同士の間隔も、ベビーカーがらくらく通ることができる広さに。
「こんなカフェがあったらいいなぁ」と自身が子育中に感じた思いを盛り込み、お子様連れでも気兼ねなく来店できるカフェを実現したそう。真紀さんの人柄も含め、優しく包み込んでくれる店内でほっこりとブレイクタイムを過ごしてはいかがですか。

JR久大本線筑後吉井駅正面の道路を真っ直ぐ、てくてく歩いて約3〜4分。駐車場もしっかり完備されています。

2023年、うきは市にステキなカフェが増えましたよ〜。

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さしみんば

openランチ:11:30-15:00(L.O.14:30)
ディナー:18:00-20:00(L.O.19:30)
テイクアウト:10:00~17:00

定休日月曜日, 不定休, 市場の状況に準ずる。

国道210号線沿いの白壁通り。
海もないこのうきは市吉井町に海鮮丼のお店!?
そう思われる方もいらっしゃると思いますが、期待は決して裏切りません!!
思わずここは海沿いか?と勘違いしてしまうほど。

それもそのはず。
「さしみんば」さんは、福岡市中央区にある「長浜鮮魚市場」から新鮮な魚介類を日々仕入れているから。
刺身や海鮮丼に使用している「まぐろ」は長崎県本まぐろ。
大粒の帆立とイクラは北海道。
トロ〜リとろけるサーモンは、ノルウェーから「生」で空輸される「アトランテックサーモン」ですよ!!

しかも鮮度を一番重視しているから、「切り溜め」は一切せず、注文が入ってからネタをおろすこだわりよう。
それなら美味しいに決まってる!
好きなネタを選べたり、定食があったり、テイクアウトメニューもあります。

どんぶりの中でみずみずしくキラキラと輝く新鮮なネタは、まさに海の宝石箱や〜!
新鮮で美味しい魚介類を食べることができる「さしみんば」さん、一度行けば皆さんリピート確定です。

(テイクアウトメニューあり。詳細は店舗へお問い合わせください。)

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浮氷果

open11:30~17:00(L.O)

定休日月曜日

白壁とネコをあしらった可愛いロゴマークが描かれた暖簾をくぐれば、古民家をリノベーションした古さと新しさが共存する穏やかな空間に包まれる。ここはうきはの農園から直接仕入れた新鮮なフルーツや食材で作るジェラートとスイーツ、中華ランチを楽しめるお店「浮氷果(うきひょうか)」。テーブル、カウンター、小上がりもあり、温かみのある照明と落ち着いた雰囲気に心が和みます。

 

本場イタリアのマシーンで作る、舌触り滑らかなジェラート「キウイ」と「ぶどう」(写真)。
フレッシュでみずみずしくフルーツそのものを食べているかのよう。
うきはのフルーツは濃厚で秀逸なため、より一層味に奥行きが生まれる。
フレーバーの種類も多彩で、中でも注目したいのが“山椒(さんしょう)”のジェラート。好奇心たっぷりにそ〜っと口に運べば、山椒の香りが鼻腔を駆け抜け、ピリッとした刺激的で爽やかな風味が充満。思わず「ふぁぁ〜〜!これぞ大人のジェラートだ」。

 

うきはの季節のフルーツを使ったスイーツメニューも用意されています。
柿とプラリネのタルトとミルクジェラートなど、味もさることながら目でも楽しめるスイーツのオンパレード。
写真の「ココナッツとイチゴのロールケーキ イチゴのソルベ添え」は、卵白とココナッツを使用したホワイトロールケーキで、うきはのいちごの角切りがコロコロ入った生クリーム仕立て。カラフルなエディフルフラワーがちょこんと添えられ、食べる前からテンションがアップ!

 

某有名ホテルで腕を磨いたシェフ・梶原さんが作る中華ランチは、うきは産の野菜を中心に、厳選された食材が使用されています。麻婆豆腐、豚の角煮入りカレーなどメインが選べる「週替わりランチ」をはじめ、単品メニューもあります。
この日注文した「北京風海老のチリソース」(写真)の味の決め手は、醤油やお酢などの調味料をベースに、韓国唐辛子・生姜・にんにくなどの薬味を合わせた特製タレ。プリっとした海老の旨味と、衣に染み渡った甘酸っぱくて優しい辛みが食べるはしから押し寄せてくる一品。
特製デザートやドリンクのみならず、前菜・点心の盛り合わせもセットになった人気の「アフタヌーンティーセット」は“14時以降限定”メニューですって。

 

「また来たいと思っていただける接客と雰囲気作りを心がけ、笑顔で皆様をお待ちしています!」と店長・村上さん/副店長・飯田さんがニッコリ。

「浮氷果」は、うきはのフルーツの魅力をジェラートで発信したい!という思いがギュギュッと詰まった白壁通りの新スポットです。

 

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Sommsand

open10時~openなくなり次第閉店

定休日月、金曜日

“ソムリエ”が提案するワインとコーヒーに合う贅沢“サンドウィッチ”をコンセプトに、ワインカフェ「プロスペロ」オーナー(兼)ソムリエ・石井徳さんが手がけるサンドウィッチファクトリー。
その名も「ソムサンド」。

「ワインで笑顔に!サンドウィッチで笑顔に!」と、ソムリエが繰り出すサンドウィッチはどれも塩味・酸味・甘味を緻密に重ね合わせ、食材の味を邪魔しないよう、またワインに合うようにと薄味に作られています。
まずは定番人気「自家製トリュフマヨネーズのたまごサンド」。
朝倉市から取り寄せる新鮮たまごと、イタリアの白トリュフオイルをブレンドして作る自家製マヨネーズ仕立て。大きく口を開いてかぶりつけば、まず唇に触れるふんわり優しいパンの感触。その後、鼻にふわりと抜けるトリュフの香り。リッチな余韻をもたらしてくれる逸品です。トースターで2〜3分軽く焼けば、表面カリッと、さらに香りが引き立ちますよ。

朝びきの新鮮な鶏肉をお酒に漬け込み、じっくりと火を通して作るローストチキンをサンドした、「ローストチキンバジルソースのサンド」。しっとり柔らかで、口の中に吸い付くような身質に思わず心酔。特製のバジルソースが味の決め手で、白ワインのペアリングとしてもぴったりのサンド。

この他、うきは産のトマトを使った「ベーコンレタストマトのサンド」「スモークハムとチェダーチーズのサンド」「りんごの赤ワイン煮とカスタードのサンド」など、さすがソムリエならではの新進気鋭のサンドウィッチを楽しめます。

一つひとつその日の朝に手作りされ、店頭に並ぶ種類は日によって変わるそう。「道の駅うきは」や「耳納の里」でも販売され、国道210号線沿いのログハウス内「ソムサンド」店舗では取り置き(予約)も可能です。

ソムリエ・石井さんが手がける「笑顔が増えるサンドウィッチ」。
「ただ食べればいい、そんな食のあり方が横行している現代において、食にきちんと向き合う人たちはしっかり美味しさを味わって食べている。だから笑顔になる。その美味しい笑顔と思いと食材をギュギュッとサンドしたものが、ソムサンドのサンドウィッチ。うきはのポテンシャル知っていただき、『うきはっていいな』『うきはにまた行きたいな』と言ってくださる人がどんどん広がっていくきっかけになれば」

笑顔をもたらすサンドウィッチファクトリー「ソムサンド」。
ソムリエが手がける、めくるめくサンドウィッチワールドから目が離せません!

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空のいろ

opengallery / 11:00 - 19:00
(最終日17:00まで)
cafe  / 11:00 - 19:00

定休日月・火・水

窓から見える悠々と連なる耳納連山。店内に差し込む柔らかな日差し。
そして、BGMには優しく奏でるオルゴールの音色♪
ここは小さくて可愛いギャラリー&カフェ「空のいろ」。
JR久大本線「うきは駅」すぐそばにあります。

農園から仕入れるハーブを使ったドリンクやオリジナルブレンドコーヒーをはじめ、店長・武内とも子さんが手作りする、心のこもったメニューの数々。あれこれ迷うのも楽しいひと時。

青い花(バタフライピー)のハーブティー「フラワーマジック」。
エルダーフラワーのシロップをそ〜っと注いでみると…鮮やかな青色のハーブティーが、二層のグラデーションを経て紫色へとじんわり移り変わっていく。美しい幻想的なその光景に、心はもうメロメロ。しかも無味から甘酸っぱい味に大変身!
ふはははは、美味しいな〜。聞けばこのバタフライピー、ポリフェノール(アントシアニン)が含まれていて、抗酸化作用や美肌効果が期待されるそう。ならば余計に美味しく感じてしまう♡

 

中身をくり抜いたりんごに、手作りベイクドチーズケーキをたっぷり詰めて焼き上げた「あっぷるチーズ」が大人気!
そのビジュアルに食べる前からもう美味しい。フォークとナイフで切り分け、アップルとベイクドチーズケーキを一緒に口へ運べば…クリームチーズとりんごが共鳴し合って、思わず頰がゆるみます。添えられたバニラアイスと合わせれば、爽やかな酸味がまぁるくまとまり、さらに美味しいのです。りんごの果肉感がしっかりと味わえ、酸味と甘みのバランスが◎
ここへ来て、「あっぷるチーズ」を食べない理由が見つかりません。

 

一つひとつ愛くるしい笑顔が描かれた「スマイルクッキー」は、バター・薄力粉・卵・砂糖・塩と材料は至ってシンプル。だから素朴で懐かしい味。一枚一枚手作業で表情や髪型を施すため、個性的でゆる〜いスマイル君の顔。思わずクスッと笑ってしまう、ほっこりするクッキーです。

 

フードメニューもいろいろありますよ。
中でも、ローレルなどハーブをブレンドしてコトコト煮込んで作られた特製「焼きカレー」が評判です。熱々のスキレットで運ばれてくるそれは、食欲をそそるいい香りで、上にたっぷり散りばめられたチーズもこんがり焼きあがっている。香辛料が主張しすぎず、刺激が少なめでとっても食べやすい。ルーにしのばせたハーブがより一層カレーの味を持ち上げてくれています。

 

店長のとも子さんは長年画商として全国を駆け巡り、絵を通じて多くの人たちの心に元気と癒しを届けてきた方。彼女自身、ある一枚の絵との出逢いが、その後の人生に大きな影響を及ぼしたそうで。「絵を見ることで気持ちがラクになったり、元気になったり、笑顔になれるなんて。つらい時や悲しい時、助けてくれる存在が一枚の絵でもいいんじゃないかな」
カフェの一角(ギャラリー)には、月替わりで若手作家さんなどが描いた作品が展示されています。

 

「人の気持ちは今日晴れていても次の日には曇っている時もある。まるで空のように変化していくでしょ。だけど、ここへ来たら気持ちがリセットできて、自分と向き合える、そんな空間をご提供できたらと思って。作家さんたちのお役に立てたり、お客様がホッと幸せを感じていただけることが、私の幸せ」
そう言って、とも子さんは微笑む。

晴れ渡る清々しいうきはの空を眺めながらのんびりと。
また時間を見つけて行ってみたい、そう思えるギャラリー&カフェです。

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Pizza&Coffee 古代

open10:30〜21:00

定休日木曜日

うきは市吉井町の老舗喫茶店「古代」が、装いも新たに「Pizza&Coffee 古代」としてリニューアルオープンしました。

この場所は、うきは市吉井町の中でも、昔ながらの町並みを保存する特別なエリアとあって、周囲の景観に馴染むよう配慮された店づくりになっています。看板はなく、入り口にぶら下がっているのは店名が書かれたお洒落な提灯?! 喫茶店に提灯がマッチするなんて、さすが町並み保存地区ですね!

店内は懐かしみのあるレトロな雰囲気。レンガの壁に、ウッディな床。所々にアメリカンスタイルの要素が取り入れられています。ジャズのBGMが心地良く、想像以上にお洒落な空間♪ こじんまりしているけれど、広すぎず狭すぎず、3テーブルとカウンターがちょうどイイ感じ。天板がキズだらけになっている2人掛け用のテーブルなど、1978年に開店した当初の面影が残っていて、新しいけれど古びた感じに心が落ち着きます。

さあ〜、メニューはというと、マスターのアイデア冴える「ピザ」や新たに加わったチェリーパイ、定番のクリームソーダ、ミックスジュース、ミルクセーキ、ビーフカレー、ホットサンドなど。昭和の古き良き時代を彷彿とさせる王道の喫茶店メニューが並びます。

「うちのピザは具沢山でガッツリ食べるジャンクなアメリカンピザ。独創的なメニューが一番の特徴なんだ」

一番人気の「古代スペシャル」をはじめ、サックサクのクリスピー生地の上に、ドライカレーピラフが乗った炭水化物のオンパレード「ドライカレーピザ」や、トンカツを豪華にトッピングした「トンカツデラックス」。
さらに、サイドメニューにフライドポテトを頼む必要がないほどポテト三昧な「ジャーマン」や、納豆・チーズ・しそがクセになる「納豆としそ」ピザなど、ユニークなメニューが目白押し!

お店の一押しは特製「チェリーパイ」ですって。
さっくりとした生地と、ゴロゴロとたっぷり入った甘酸っぱいチェリーのフィリング。まさに大人なチェリーパイ! 添えられている冷た〜いアイスクリームに絡めて頬張れば、さらに美味しい。1ピースからお持ち帰りができ、ホールでも購入できます(前日までに要予約)。

このチェリーパイをお店でブレンド&焙煎し、創業当時から変わらないスタイル(サイフォン)で淹れたオリジナルコーヒーと一緒にいただけば、これぞ大人のブレイクタイム。名水の町と呼ばれている、うきはのまろやかな水で淹れたコーヒーは、より一層、味と香りが引き立っています。

「“古代の”コーヒーが飲みたいではなく、“古代で”コーヒーが飲みたいと思っていただける空間づくりが究極の理想。そんな居心地の良い場所になれるように頑張っていきたい」

そう話す2代目正孝さんは元ホテルマン。やさしい心遣いが伝わる丁寧なサービスでもてなしてくれます。

ここは訪れる人たちの笑顔と物語が交錯する町の喫茶店。
昭和・平成・令和と時代が移り変わっても「古代」の喫茶店としての本質は変わらない。新しくリニューアルした今、さらにここからどんなストーリーが紡がれていくのか。
さあ、居心地の良い「古代」で、あなたもほっと一息つきませんか。
期間限定メニューなど、詳細はインスタグラムをぜひチェックしてみてくださいね。

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うきは猫カフェ28〇(にゃお)

openカフェ 12時00分~22時00分
(キャットルームは20時まで)
*オーダーストップは閉店の1時間前

定休日火、水、木曜日

オレンジ色の外壁が一際目立つ「うきは猫カフェ280(にゃお)」。ここでは18匹の人懐っこくて可愛い猫ちゃんと一緒に、癒しの時間を過ごすことができます。
もともとあった建物を猫カフェとして全面改装した店内は、木材がふんだんに使用され、自然の温もりを感じる居心地の良さ。とても明るく清潔で、設備・空間どちらも猫と人に優しい仕様になっています。

「うきは猫カフェ280」にいる猫ちゃんたちは、猫種・性格もさまざま。
「猫のお世話係長」野﨑さんが、毎日約4時間かけてブラッシングしながら健康状態をチェックしているので、毛並みがとても綺麗。定期的な動物病院での検診も欠かしません。この徹底した健康管理は、猫カフェに17匹、自宅に6匹の猫ちゃんと生活を共にしている野﨑さんの猫愛の証。

猫ルームの扉を開けると「お待ちしてましたニャ〜」とばかりにお出迎え。ガラス製のキャットウォークも設置され、猫ちゃんが下から丸見え、見放題。香箱座りをしていようものなら、肉球とモフモフの毛が密着した様子をガラス越しに眺めることができますよ!猫好きさんにとってはたまらない幸せの瞬間です。

カフェルームではお好きなドリンクを注文して、高良山、耳納山、発心山、鷹取山が連なる雄大な耳納連山を眺めながらゆっくりと。Wifi環境も整い、猫に関する本も多数取り揃えてあるので、ドリンクタイムを楽しみながら情報収集だってできます。

インスタグラムを見て来店される方、地元テレビで取り上げられたシーンを見て来店される方、口コミを聞きつけて来店される方、家族やお友達同士、おひとりさまの来店などさまざま。
「そばに猫がいるだけで、なんだか優しい気持ちになれる」と、訪れた人は猫ちゃんとのひとときを笑顔で楽しまれています。

「一匹でも多く、幸せに暮らしてほしい」

うきは市には保護を必要としている猫ちゃんがたくさんいるそうで、「今後はうきは市(地域)ぐるみで保護猫活動を行えるパイプ役になりたい」と野﨑さん。店内で販売されている焼き菓子や猫カフェでの売り上げは、保護猫活動のために役立てられているそうです。

時間帯によっては先約があったり、急遽不在にしてご案内できない場合もあるそうなので予約がおすすめ!2名様以上で1時間の貸切予約もOK。
「ぜひ、会いに来てくださいニャ〜」(うきは猫カフェ280/17匹より)。

******猫ルームに入室される方へ******
・3歳以下のお子様は入れません。
・中学生未満のお子様だけでは入れません。保護者同伴でお願いします。
・香水やアロマ等はお控えください。
・靴下を着用またはご持参ください。

 

 

 

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みなも

open9:00〜18:30

いにしえの時代の残り香を感じる「筑後吉井重要伝統的建造物群保存地区」。
この地に佇む、築100有余年の古民家「碓井邸」「堀江邸」が、趣向の異なる2棟5室の「分散型古民家宿 みなも」として息を吹き返しました。
耳納連山の水脈と筑後川の豊富な「水」に支えられて発展してきたうきは市。
宿の「みなも」という名前には、こうした背景が汲みとられ「水に支えられたうきはの営みがゆるやかに、そして波紋のように大きく広がり、未来へ紡がれていきますように」という願いが込められているそう。
宿内に足を踏み入れると、一瞬にして別格の時間が流れはじめる。窓から優しく差し込む日差し、庭の木々、小鳥のさえずり。すべてが心地良い。懐かしみと新しさが交錯する、不思議な感覚。可能な限り可逆性を意識して手を加え、見事なまでに過去と現代が融合した和モダンな設えです。
フロントと4つの異なる意匠の客室がある「碓井邸」は、菜種油と櫨蝋を生業としていた当時の大地主・碓井邸宅を、現代の職人の技術で丁寧に改修。うきは市内において100年前から「鼠漆喰」が施された唯一の木造建築とあって、周囲の白壁とは違うねずみ色の壁が、重厚感を醸し出しています。
「堀江邸」は、明治期に診療所を営んでいた家族の旧邸宅を活かした1棟貸しの客室。そばには江戸時代に築かれたとされる人工の川が流れ、侘び寂びを感じる空間がとても印象的です。
家具や建具の風合いが活かされ、各客室に設けられた「識」「空間」「音」「水」「せせらぎの別邸」のテーマにそって過ごすことができるのもまた一興。
例えば「水」に浸るお部屋「碓井邸104」。
専用の「露天風呂」と「サウナ」が付いたお部屋になっています。坪庭を眺めながら、こんこんと湧き出る掛け流しの地下水で「整う」ことが出来るなんて、まさに身も心も解きほぐされる至福のひととき。
それぞれの客室には、うきはの湧水が専用ボトルで用意されています。在来茶や麺など「うきはの水」にまつわる産品も添えられており、お持ち帰りもOK。心づかいが嬉しいですね。
そうそう「みなも」に宿泊される際は「朝食付きプラン」がオススメですよ。丁寧な手仕事で供される「とっておきの朝食」は、地産地消・旬産旬消のもと、食材の宝庫「うきは」の恵みを存分に味わえる献立になっています。
宿周辺には、暮らしの営みや息吹きを感じられる、うきはでしかできない「こと」や「もの」が沢山。
滞在をきっかけに、もっとうきはを知りたくなる。
「みなも」はそんなステキなお宿です。

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田篭の灯り

openチェックイン15時
チェックアウト10時

森と川に包み込まれた美しい山里、うきは市「田篭」エリアに、「お宿」「グランピング」「屋内キャンプ場」の3つのスタイルから選べる宿泊基地「田篭の灯り」が誕生しました。いずれも1日1組限定1棟貸しですって!ちょっと覗いてみましょう。

まずは大きく深呼吸して、マイナスイオンをたっぷりと。
川のせせらぎ、小鳥のさえずり、香しい木の香りがとても心地良く、宿泊“基地”という表現がぴったりの場所です。

完全プライベート宿として板塀に仕切られた「お宿」は、伝統的な造りの古民家を改装した広い母屋。当時の名残の梁と高い天井はそのままに、上品で和モダンな設えが非日常へといざなってくれます。景色を一望できるデッキでゆったりと過ごすも良し、囲炉裏のある土間でしっぽりと語らうも良し。BBQやテント泊ができる屋外アウトドアスペースが併設されているので、母屋とキャンプを組み合わせたちょっと欲張りな過ごし方だってOK!

この「お宿」に宿泊された方には、川向にあるヤマメ釣堀「せせらぎ」の獲れたてヤマメ2匹をプレゼント!
宿内の設備がしっかり整っているため、3世代でも安心して宿泊できるお宿です。

屋内でキャンプ気分を味わいたい方にはこちら!
屋内キャンプ場(キャンプシアター)では、室内にテントを張ってキャンプを楽しめます。シアターというからにはもちろん壁にスクリーンが常設。プロジェクターを使って大迫力で鑑賞することができます。シャワールーム・トイレ・簡易キッチンも完備されているので、屋内でも快適に滞在できるのがいいですね。

山里を見渡せる芝生の敷地には、大きなグランピングテントが張られています。中に入ると魅力的な内装が皆さんを出迎えてくれますよ。自然に囲まれた中でのグランピングは、ワクワクドキドキ、楽しさ倍増!ソロ〜お友達〜ファミリーで、上質&優雅なアウトドアをご堪能ください。

天気が良い日は夜空を埋め尽くす満天の星を望むことができ、一年を通して四季の花々や草木を愛でることができる最幸の山里時間。「田篭の灯り」には山遊びに川遊び、創造力てんこ盛りのアクティビティーがいっぱい!
あなたなら、どの宿泊スタイルで過ごしますか?

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うきは酒宿いそのさわ

古き良き時代を彷彿させ、味わい深い看板が出迎えてくれる「うきは酒宿いそのさわ」。
ここは、うきはの豊かな恵水で酒造りを行っている酒蔵「いそのさわ」の敷地内にある、築130年の歴史ある家屋をリノベーションした宿です。

当時は酒蔵の先代や杜氏が住んでいたそうで、現在はその面影と風合いを残しつつ、風情ある設えに改装。一升瓶を使って作ったランプシェードや枡を使った照明が、インテリアとして情景に溶け込み、心と空間を和ませてくれています。

1階は25畳の大広間と食堂スペース。
2階はフローリングの小上がりもある広い寝室。
押し入れなどにも明かりが灯るような仕掛けがあり、そこはまるで秘密基地のよう。1日1組限定のプライベート空間を満喫できます。大人が思わず童心にかえる、遊び心満載な酒宿の魅力はこれだけではありませんよ。

「酒宿」というからには酒蔵を活かした、酒宿にしかできない体験を提供しようと、宿泊客をお酒(酒米)に例え、醸造過程と宿泊をリンクさせた「お酒なりきり擬似体験」が用意されています。チェックイン(精米)からチェックアウト(出荷)まで酒米になりきって過ごす?

それは使わなくなった醸造タンクをシャワー室や水風呂に改良し、酒樽のサウナも楽しめる「酒宿」ならではの過ごし方。詳細は実際に宿泊してからのお楽しみです♪
宿内の水は、仕込み水として使用されている天然水。酒粕石鹸や酒粕化粧水も用意され、サウナ後には自家製の酒粕スムージーで発酵気分を味わえます。なんと!滞在中は「いそのさわ」ブランドの日本酒がフリードリンクに。お好きな温度帯で楽しめるよう熱燗セットもあり、お好みに応じて飲みくらべが可能。しかも宿泊時に渡されるMy枡はお持ち帰りOKなのが嬉しいですね!

日本酒に合う「あて」やうきはのお米・食材を使った朝食を堪能することができ、ご要望があれば元蔵人として経験のあるスタッフが、日本酒の楽しみ方をアテンドしてくれますよ。

詳細・ご予約はホームページ(https://sakayado.jp)をチェック。
体験&宿泊を通じて、日本酒に興味が湧くきっかけづくりにもなる楽しいひと時。
「うきは酒宿いそのさわ」は飲んで、味わって、語らえる場所。
老若男女、飲めない人や子どもだって楽しめるアットホームな酒宿の本当の魅力は、泊まってからのお・た・の・し・み。

 

 

 

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うきは食堂いそのさわ

openランチ 11:30~(L.O 14:00)15:00まで

定休日月、火曜日

創業明治26年から続く酒蔵「いそのさわ」の一角で、うきはのお母さんたちが手料理でもてなしてくれる「うきは食堂いそのさわ 」。健康をつかさどる食事によって、心豊かで元気になってほしいと、親心がにじみ出ているあったか〜い食堂です。

築130有余年の昔ながらの佇まいで味わう、のんびりとしたひと時。街の喧騒を忘れ、穏やかな時間が流れる店内は、美味しい笑顔で溢れかえっています。

毎日食べても飽きない家庭料理を提供したいと、うきはの大地で育まれた旬の食材をふんだんに使用して、毎日お母さんたちがせっせと手作りする地産地消メニュー「うきは飯」。

写真は「酒粕チキン竜田定食(日替わり小鉢・吸物付)」。一口で頬張ることができないBIGサイズはありがたい。
「いそのさわ」のお酒を仕込む際にできた酒粕に、うきは・弥吉醤油の醤油や生姜をブレンドした特製タレが味の決め手だそう。一日じっくり漬け込みカラリと揚げた鶏もも肉からは肉汁がじゅわ〜り。後から酒粕の芳醇な香りが生き生きと迫ってきます。砂糖は一切使われていないのにやさしい甘みもふわり。
酒粕効果おそるべし!うきはのお米を炊きあげた、ふっくらご飯がすすむ美味しさです。

フレッシュなサラダには「手作り酒粕ドレッシング」をかけてどうぞ。酒粕の存在をしっかり感じることができるさっぱりとした味。酒造「いそのさわ 」の酒粕を余すところなく堪能できるメニューです。

毎週金曜日は、旬の野菜をたっぷりと使った「特製手作りカレー」が登場しますよ。
写真は一口大のレンコンや人参などがゴロリと入った根菜カレー。55種類もの原料がブレンドされたスパイスが隠し味となり、なんともスパイシー。週替わりのため、毎週楽しみに通ってくださるご常連もいらっしゃるほど。事前に予約をすれば「お子様カレー」や「お子様うどん」も用意してくれます。居心地の良い時間を気兼ねなく過ごしてほしいという、うきはのお母さんたちの配慮も嬉しいですね。

訪れる人の心とカラダを元気にしてくれる「うきは飯」。
「また今日も食べに来たよ!」
ここはそんな言葉が飛びかう「うきはの元気食堂」です。

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