はるこふん原古墳
古墳
内部には西に開口する単室の横穴式石室があり、奥壁の腰石と側壁の一部に赤色の壁画が残ります。奥壁の絵は、中央に準構造船のような大型の船が描かれており、右側が船首で、大きな櫂が2本描かれています。船上には弓を持った人物と櫂を操る人物が乗っており、馬もしくは遺体を納めた屋形を見ることができます。船尾の近くには3個の靭※が、右上部には弓を持った人物が描かれています。奥壁は一度抜き取られ戻されましたが、誤って反対向きに置かれたため、そのまま壁画が外を向いて保存されています。
(国指定史跡)
※靭(ゆぎ)・・・矢を入れ,腰につけて持ち歩く筒形の容file
ジャンル | 古墳 |
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電話番号 | 0943-75-3120(うきは市吉井歴史民俗資料館) |
営業時間 | ※保存上の理由から一般公開していません |
定休日 | 【資料館】 月曜日(祝日の場合は翌日) 年末年始(12月29日~1月3日) |
住所 | 〒839-1333 福岡県うきは市吉井町富永649-3 |