うきは通信

うきはの窯元を巡ろうvol.4 二代目窯元の感性豊かな陶器が並ぶ、雲水窯に行っ てみた!
2023/01/31
インタビュイー:雲水窯 窯元 田中 利典さん | ||
インタビュアー:移住女子ちえ | ||
うきは移住女子でInstagram「こそこそうきは(@kosokoso_ukiha)」にてうきはの魅力を発信中 | ||
電気窯と灯油窯を使用した多様な作品が特徴 |
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_雲水窯の陶器の特徴はなんですか? | ||
うちの特徴は多様な系統の作品が揃っているところですかね〜。 特にこれといった系統を決めているわけでは無いので、作りたいものを作り続けています。 |
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雲水窯で使用されている灯油窯(左)と電気窯(右) | ||
_陶芸を始めたきっかけを教えてください。 | ||
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雲水窯を創業された父(田中陶文さん)の作品 |
僕は24歳のときに帰郷しました。 家業である陶芸の作品作りを手伝っているうちに、自分なりの作品を独学で制作するようになりました。 洋服やテキスタイルなどの模様を見ると創作意欲が湧いてくることもあるので、思いついたままに制作しています。自分の納得したものを作り続けていけたらな〜という感じですかね…。 |
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より豊かな陶器を作る地元に根ざした窯元に |
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_これからの雲水窯はどうなっていきますか? | ||
今よりもっと地元の方々に使ってもらえるような窯元にしていきたいですね。 なにより一の瀬焼をもっと地元の人に使ってもらいたいです。まぁ、出来ればうちがいいんですけどね…(笑) |
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店内には多様な作品がならぶ | ||
今は興味がある方法を手当たり次第に挑戦しています。もっと味がある、景色(※)が豊かな作品を作っていきたいです。 ゆくゆくは陶器祭りの時に雲水窯に行列ができる様子が見れたらうれしいですね。なんか見れなさそうなので夢の中で見ますね…(笑) |
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カラフルな作品は雲水窯の特徴 | ||
※「景色」とは… 陶磁器は成形した粘土が窯の炎に焼かれることで生まれる。やきものという言葉は炎に焼かれた産物という意味。そして焼成の結果、釉薬・胎土が炎によって変化したさまを景色と呼ぶ。(参 照:陶磁器お役立ち情報)https://touroji.com/elementary_knowledge/toujikinokeshikitoha.html) |
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〈お店情報〉 雲水窯 住所:〒839-1401 福岡県うきは市浮羽町朝田1050-2 TEL:0943-77-2564 |
こちらもどうぞ(うきは市観光ポータルサイト内の紹介ページ) | ||
雲水窯 | ||