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うきはとあき

2022/09/18

こんにちは!うきうきはです
私はうきは市在住の26歳です。
Instagramでうきは市を広める活動をしています。

今回のテーマ

今回は「うきはとあき」というテーマです。
秋といえば豊作の秋。
今回は、沢山の実りの秋からお米についてのお話です。

上野米屋

うきは市吉井町にある上野米屋
明治22年創業、今年で133年目になります。
現在は4代目が経営されています。
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今も昔も変わらない形

上野米屋では、釘を使っておらず、木材で柱やパーツを繋ぎ合わせて造る木組み技術が使われています。
一度建て直しを行い、100年目を迎えました。
国の重要伝統的建造物群保存地区にある伝統的建造物として登録されています。

上野米屋のお米

上野米屋では主に3種類のお米を取り扱っています。
7割がうきは市。3割が大分県にある安心院町。
うきは市ではひのひかりにこまる。安心院町ではひとめぼれを取り扱っています。

お米の特徴

1.ひのひかり
厚味のある食感で、すっきりとしたうま味と深い甘みのあるお米
2.にこまる
丸々とした粒で1粒がしっかりしている
ふっくらつやつやの炊き上がり
3.ひとめぼれ
適度な粘りとさっぱりとした口当たりの良い食感
参考:JAグループ

プロの目が光るお米選び

米栽培は同じ米のブランドでも生産者によって味に違いが出ると言われています。
また、「田んぼは水田」とも言われるほど水が大事な農業です。
養分が多く含まれる山水が1番お米を美味しくされるとのこと。
上野米屋では直接現場に出向き、農家さんから買っています。
「上野米屋の米がおいしい」とファンがいるのも納得です。

コロナの影響

令和2年コロナウィルスの感染拡大により様々な企業で影響がでました。
上野米屋でも飲食店等の閉店休業に伴い、業務用米が激減し経営が厳しい状況となりました。

ピンチはチャンス

このピンチを脱却するため何かできないかと始めたのがおにぎり屋さん。
4代目によって選ばれたお米が調理師である娘さんによって握られます。
初めは、空き地(所有地)の一角で試験的におにぎりを売っていましたが、リピーターのお客さんも多く好評でした。
4ヶ月間仮店舗で販売

COMECOのオープン

令和4年4月、上野米屋の建物内に実店舗としておにぎり屋COMECOをオープンさせました。
COMECOのオープンにより、より上野米屋のお米が身近な存在となり市外からも注目されるようになりました。
4代目もお気に入りの内装

お米のプロが作るおにぎり

お米の種類によって、塩むすびに向いているもの、鶏飯に向いているものがあり、4代目によって厳選されたお米が使われています。
おにぎりのショーケース

1番美味しいお米を1番美味しい時期に

お米は精米されると酸化が進んでいきます。
夏は1週間、冬は1ヶ月。
これがお米が美味しく食べれる期間だそうです。COMECOに並ぶおにぎりは精米後2〜3日のお米が使われています。
店内飲食も可能
COMECOでは上野米屋特選米も購入することができます。
5kg  2000円

取材を終えて…

創業以来、安心と美味しさを守り抜きながらも時代に順応していく強さを感じました。
私たちが普段から食べているお米には沢山の方の努力が詰まっています。
上野米屋・COMECOさん

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