昔から地元の日常に溶け込む、
親しみ溢れる町のパン屋さん「ふなきベーカリー」。
源となる生地のベースは、創業以来変わることなく、2代目にしっかりと受け継がれています。
「長年初代が築き上げてきた製法を残しつつ、そこに工夫やアレンジを加えながら、美味しく楽しんで頂けるようなパンを作り続けていきたい。」
パンへの探究心が尽きない、若き2代目宗一郎さんの姿がとっても印象的。
天皇陛下に献上されたことがあるという、生クリームやバターがふんだんに使われたリッチな「絹(シルク)食パン」は、「ぜひ手土産のために購入したい!」という熱烈なファンが多いそうです。
「道の駅うきは」でも購入できます。
これと並んで、昔から不動の人気を誇る「ミルク食パン」は、
その名の通り、ミルキーな優しい甘さ、ふんわり、なめらか、もっちりとした舌触り。
しかも耳まで柔らかいのがよかね〜。
定番の表現ですが、リアルに、そして素直にそう感じさせてくれる食パンです。
高級食パン店に引けをとらないこの食感を味わいたい方は、まずはそのままでお召し上がりください。
手頃な価格で味わえる幸せを噛み締めながら。
そんな余韻に浸りつつ、このお店の一押しは食パンだけではありません。
朝倉の養鶏場から取り寄せる新鮮な卵を使って焼き上げた菓子パンやお惣菜パン、サンドイッチに至るまで、どれも甲乙つけがたいパンばかり。
嬉しいことに、毎月12日(定休日の場合は13日)は、パン全品が2割引になる『パンの日』イベントが開催されます。
平成2年4月の創業以来、地元の人々に長年親しんでもらえる理由は、やっぱりシンプルに「おいしい」から。
今で言う観光スポット的なおしゃれなパン屋さんではないけれど、お店にはお子様連れのお母さんや学生さん・サラリーマン・ご年配の方など、お目当のパンを求めて入れかわり立ちかわり。
そんな風景を間近で見ると、やっぱり無くてはならない日常的な存在と言えます。
今日もまた、ふなきにあのパンを買いに行こう。
そんな想いにさせてくれる地域の愛されパン屋さんです。