うきは観光みらいづくり公社

うきは一覧

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以久波別邸 虎屋

open受付時間  8:00 ~ 20:00
チェックイン 15:00~18:00 
​チェックアウト10:00

close年中無休

泊まれる100年古民家「町家宿 以久波(いくは)」の別邸としてオープンした「虎屋」。
「筑後吉井重要伝統的建造物群保存地区」の一角にあり、そばには心地良い水音が響く災除川が流れている。明治3(1870)年に建てられ、大正・昭和・平成・令和と移り行く時代を重ねる白漆喰の建物が風趣を醸す。国道から少し離れたこの界隈は、町の喧騒を避けて過ごすにはうってつけの場所。

暖簾をくぐれば、太い梁がふんだんに使われた、築150有余年を感じさせない風格のある佇まい。家具や調度品もそのまま配され、昔ながらの設えを残した改修が施されている。当時の栄華ぶりを今も物語る商家を、ゲストハウスとして利用できるとは何とも贅沢な過ごし方。

建築の特性を活かし、滞在しやすいよう手が加えられた4部屋は、白壁通りのメインストリートに面する部屋や川のせせらぎが心地良い部屋など、趣が随所に感じられる雅びな仕様に。
共有ラウンジや共有リビングルームもあり、広々とした空間を贅沢に堪能できる一棟貸しプランも人気。

「虎屋」には、決して外からは想像できないであろう、優美な庭園が広がっている。夏は青もみじを、秋になれば赤もみじを愛でることができ、移り行く季節を感じられるのも「虎屋」の魅力だ。大広間に腰を下ろし、絵になる情景を眺めながら心静かに感性を癒すのも一興。
静謐な風景がここにはある。

土曜・日曜には、ソフトクリームや抹茶セット(抹茶・和菓子)を販売。館内は自由に拝観でき、近日「鶏めし」が供される店がオープンするという。

「虎屋」は宿泊の他にも楽しみ方がいろいろ。
150年の月日に想いを馳せ、情緒あるうきは散策を楽しんでみてはいかが。

 

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蔵バル 恵比寿

open16:30~21:00(ラストオーダー20:45)

close水曜日〜日曜日
(基本不定休)
月曜日、火曜日のみ営業

明治26年から、うきはの豊かな恵水で酒造りを行っている酒蔵「いそのさわ」。その築130年の風情ある佇まいの一角で週2日(月曜・火曜)だけ営業している店が「蔵バル 恵比寿」だ。

外観のイメージとは裏腹に、店内はお洒落なジャズが流れ、古典的な古めかしい広い座敷と現代的なカウンターが配された小粋な空間が広がっている。

店名に「蔵バル」と付いているが、お子様から大人の方まで楽しめる料理の品々。

店の看板メニューは「おでん」だ。
うきはの食材を中心に、朝から一つひとつ手間と時間をかけて仕込んでいるそう。カツオ節と昆布で丁寧に出汁を引いたおでんのつゆは、透き通った黄金色をしている。ホクホクした食感の「流川レンコン」や地元「古賀豆腐店」の厚揚げなど、どのタネも上品な出汁が染み込んで美味。

このおでん出汁を使った「おでん出汁うどん」もこれまた美味い!おでんダネの旨みがにじみ出た深い深いダシの余韻に浸りながら、一滴残らず堪能されたし!

「いそのさわ」の日本酒が隠し味になっている「温玉まぜまぜ蔵ボナーラ」も人気の一品。生クリーム仕立てになっており、温玉と混ぜることでさらにまろやかな味わいに。食べ進むほどに味が重なり、最後のひと口まで美味しいパスタだ。アルコールは完全に飛ばしてあるのでお子様も安心して食べられるのが◎。

「恵比寿のパスタセット(本日のパスタ、サラダ、ガーリックトースト)」や「恵比寿の角打セット(淡麗缶ビール、純米酒「駿」、小鉢、おまかせおでん3種)」などお得なセットメニューのほか「おまかせコース」、一品料理もあり、どれも「いそのさわ」の日本酒(純米酒・純米吟醸・熱燗・生酒)や焼酎を迎い入れたくなる味。

メニューに目をやると「イソノサワー」。
こちら「いそのさわ」の麦焼酎を炭酸で割っているから「イソノサワー」なんだとか。ユーモアたっぷりなネーミングがインパクト大!スッキリとした飲み心地に杯が進む。なんとインスタグラムをフォローした方は「イソノサワー」が500円で30分飲み放題に!

昔はうきは市内に数軒あった酒蔵だが、今では「いそのさわ」のみ。「蔵バル 恵比寿」には「うきはの子どもたちが大人になった時に地酒でお祝いできるよう、唯一の酒蔵『いそのさわ』を後世に残していきたい」という店主・足達康裕さんの切実な想いが込められている。

うきは愛たっぷりの店主が営むうきはの「恵比寿」。
足繁く通いたい店としておすすめしたい一軒だ。

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そらいろ

open11:30〜 不定休

close不定休(instaをご覧ください)

築150年の古民家を現代的なオシャレ空間へフルリノベーションした十割蕎麦屋「きふね」敷地内の一角に、小さなパン屋さん「そらいろ」がオープン。
お子様から大人の方まで気軽に来店してほしいと、店主・鍋島さんが愛情たっぷり注いで焼き上げたやさしい味わいのパンが並びます。

なかでも、お隣の「きふね」で提供されているという蕎麦茶や蕎麦茶殻を絶妙にブレンドして焼き上げた「蕎麦パン」は、むっちりとした弾力で、何層にも膨らむ深みのある味わい。鼻にふわりと抜ける蕎麦の香りが何とも心地よい一品です。

生クリームを惜しげもなく練りこんだ「ミルクパン」や「抹茶あずきパン」のほか、北海道産の小麦粉で作ったもっちり「ベーグル」も好評。週末になると焼き菓子やスコーンも登場し、日によってパンの種類も変わるそう。今日はどんなパンが並んでいるかな?と期待に胸が高鳴ります。

購入したパンは「きふね」の広〜い敷地内で味わうことができますよ。うきはの心地よい風と空気を肌で感じながらいただくパンはまた格別の味!
一つひとつ心を込めて丸めた「そらいろ」のパン。
澄み切ったうきはの青空を眺めながらのんびり美味しいパン時間を♪

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パン屋なかがわ

open10:00~18:00

close5月末までは月曜日火曜日
6月からは月曜日のみ

列車が店前を走り抜ける、のどかな久大線沿いの小さなパン屋「なかがわ」。じつは「クロワッサンと食パン専門店」と思いきや、店内には色々な種類の焼き立てパンが。

早朝から店奥の工房でせっせとパンづくりをする店主・中川興平さん。
「丁寧に作るとパンが応えてくれるんですよ」と優しい手つきで成形しながらにっこり。その表情からはパンづくりの楽しさ、面白さがひしひしと伝わってきます。

シンプルでオーソドックスな「天然酵母クロワッサン」は、「手間と時間がかかっても美味しさにこだわりたい」と生地づくり、折り込み、成形、焼く工程に至るまで、約3日を要するんだとか。
厳選された強力粉とバターでつくるそれは、カリッふわっの食感♪なんたる至福!バターの濃厚な香りと余韻が後を引く美味しさです。

見てください、この目にも楽しい「バイカラークロワッサン」を!正統のなかに潜むアレンジが◎。

たっぷりのあんこに濃厚バターを挟み込んだ「あんバタークロワッサン」や、えもいわれぬバターの香りに包まれる「デニッシュ食パン」もおすすめ。九州産生クリームをたっぷり使用した、濃厚な「クリームブリュレ」もありますよ。なんとこちらはカソナード&バーナーで焼く最終工程を購入の際に施してくれます。

ここで真打ち登場!
久留米市城島町で戦後から約75年続いた老舗「ブーランジェリー ナカガワ」の味を復活させた「食パン」です。当時の材料・配合はそのままに、現在は良質なうきはの地下水と昔ながらの製法でつくられています。ふんわりしっとりした口当たりは食べた人だけが味わえる幸せ♡

定番商品に加えて「バゲット」や日替わりパンも登場するため、パン好きにはたまりません。

食パンは前日まで、クロワッサンは2日前までに予約をすれば柔軟に対応してくれるのも嬉しいですね。さあ、今日はどんなパンが焼きあがっているのでしょう?

初めて訪れる方は、道沿いのところどころに掲げている小さな手づくり看板を目印に訪れてください♪

 

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