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チリンチリ〜ン♪ 自転車の魅力をうきはから発信! 大正時代創業の老舗サイクルショップ
一般自転車をはじめ、ママチャリ、サイクリング・ロード系など、あらゆる自転車を取り扱っている「シカショ」。
「昔は医者や産婆さんくらいしか持っていない、貴重な乗り物だったらしいよ」
そう話すのは現役サイクリスト・4代目四ヶ所さん。
「小学生の時に父親に買ってもらった自転車が嬉しくてね〜。今でもよく覚えいているよ」とニッコリ。
メーカーで組み立てられた自転車が納品されても、再調整してお客様へ届けるのが四ヶ所さんの流儀。乗られる方が乗りやすいように、細部にわたって自分の手で確かめていく。
修理に至っては安全性を考慮し、全体をくまなくチェックしてくれる心づかい。
これが、四ヶ所さんに見てもらったら、自転車が軽くて乗りやすくなったと言われる理由だろう。
今ある技術と知識に満足せず、日々研鑽を積む日々。
自転車業界の目まぐるしい進化にともなって、勉強会・講習会も欠かさず参加しているという。四ヶ所さんの技術に惚れ込み、今では全国各地からオーバーホールの依頼が続々と入る。
自転車というハード面だけではない。
「チームばさら」という名前で、月に一度サイクリングを開催している。お店で自転車を購入された方、他店で購入された方も参加OK。サイクリングを心から楽しみたいと「チームばさら」の年齢層は20代から80代と、じつに幅広い。
長年、早朝から自転車を走らせる四ヶ所さんは、皆さんにワクワクする新たなコースを提案したいと、コース開拓に余念がない。お店に立ち寄れば、うきは・近隣のおすすめサイクリングコースを教えてくれますよ!
「自転車の楽しさは無限大。これからも魅力を多くの人に伝えていきたい」
初めて自転車を手にしたあの時の喜びが、今こうして多くの自転車ファンを下支えする立場へ。量販店やネットでの購入が増える中、やっぱりアフターフォローがしっかりしている町の自転車屋さんは心強い存在。
うきはには、心底自転車好きのプロがいる。
- 駐車場:有(近隣共同P)
- クレジットカード:可
- 電子マネー:可(PayPay・au PAY・d払い・メルペイ・楽天ペイ・うきはPay)
※掲載内容は公開時の情報です。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。
近くのおすすめスポット
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白壁の町並み
うきは市の中心部の筑後吉井地区は、江戸時代に有馬藩の城下町久留米と日田天領を結ぶ豊後街道の宿場町として大いに賑わいました。江戸中期以降には精蝋、酒造、菜種の製油など農産物加工品の製造が盛んになり、「吉井銀(よしいがね)」と呼ばれる有力商人による金融活動などによって繁栄しました。
明治2年(1869年)の大火が契機となり、、草葺きの町屋に代わって瓦葺塗屋造が普及し、商家や地主は競って火災に耐えられ冨を誇示する豪勢な建築を建てるようになりました。経済の最盛期であった大正期に、ほぼ現在の町並みが形成されています。
現在でも、豊後街道の街路沿いに漆喰塗の重厚な土蔵造りの商家跡が連続する町並みと、災除川と南新川沿いに広がる屋敷群が約250軒ほど、ほぼ当時の姿のまま残されており、1996年には重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。
本保存地区では、町屋や土蔵が連続する町並みと、豊かな緑に包まれた屋敷や社寺建築、さらに吉井の経済基盤を支えてきた河川や水路などが一体となって歴史的景観を形づくり、筑後地方の商業都市として、特色ある歴史的景観を今に伝えています。
<車でのお越しの方へ>
白壁の町並み散策へおでかけの際は、市営の無料駐車場をご利用ください。 -
カラコルム
重厚な町屋が現存している白壁通りの一角に「カラコルム」はある。
ここはトライバルラグの第一人者として知られる田中安広さんが営む、トライバルラグとキリム専門店だ。
「トライバルラグ」とは遊牧民が手織りした絨毯のこと。
羊を飼い、遊牧をする生活を送っている西アジア(イラン・トルコ・アフガニスタン)に暮らす遊牧民たちが、副産物である羊毛で絨毯やキリムを作っているという。
羊毛を紡ぎ、植物染料で染め上げ、手織りをする。気の遠くなる製作工程を経て完成させているそうだ。一つとして同じものはなく、すべて希少な1点もの。緻密な作りで独特の質感がそこには宿っている。
遊牧民が織りあげる美しい絨毯に魅せられた田中さんは、現地(イラン・トルコ・アフガン)へ赴き、実際に関わる人々に寄り添い、自分の目で確かめたものだけを買い付けている。
1990年のオープン以来、品質の高いトライバルラグの発掘に余念が無く、現地の人や購入されるお客さんからの信頼も厚い。
「カラコルム」店内で販売される他、国内のギャラリーや画廊からのオファーも多く、各地で企画展も開催されている。
機能性と耐久性に優れ、使い方もさまざま。トライバルラグのある暮らしを楽しむのもいいですね。
遊牧民の繊細な技術で手織りされる本物の手仕事。
あなたも「カラコルム」で、知るほどに奥深いトライバルラグの魅力に触れてみませんか。
- 営業時間
- 11:00~18:00
- 定休日
- 火曜・水曜(不定休あり)
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中華そば おさみ
知らなければ通り過ぎてしまうような、うきはの小路「梅小路横丁」を入っていくと、静かに存在感を放つ店が現れる。
中華そば「おさみ」だ。
小さな間口の扉を開ければ、小粋なジャズが流れるこじんまりとした心地よい空間。店内はカウンターとテーブルが配され、一枚一枚板を貼ったという天井がとても印象的。
ここは研鑽を積んだ店主が作る「中華そば」を味わえるとあって、味に魅せられた人が入れ替わり立ち替わり訪れる人気店。
定番の「中華そば」や「辛味まぜそば」はもちろんだが、ぜひ味わっていただきたいのが自家製多加水麺と特製吟醸スープの「特製中華そば」。
聞けば、麺は手ごねしをした後、さらに足で踏みかため、熟成後に切り分けていく手間のかけよう。麺からこしらえる店主の仕事ぶりに手抜かりはない。
吟醸スープは新鮮な鶏がらから旨みエキスを抽出し、昆布と煮干しの和風出汁を合わせ、さらにうきはの酒蔵「いそのさわ」の酒粕をブレンドしている。
麺を手繰り、ひと啜りすると力強いむっちりとしたちぢれ麺に引けをとらない、これまたコク深い濃厚なスープが纏わりつき、喉を滑り落ちる。鶏がらエキス、和風出汁、酒粕が混然一体となり、この絶妙なバランスが「特製中華そば」の味を奏でているのだ。
スープが醸し出す高貴な香りと旨みが体中をかけ巡る。
店名にもなっている「おさみ丼」は、白ご飯の上に人気の味玉と甘辛〜いそぼろがトッピング。水菜と白ネギのシャッキリ感もいいアクセント。
とにかく美味しい中華そばを提供したいと仕込みに余念が無い店主。営業時間以外はほとんど麺やスープ作りに費やしているという。一杯の中華そばに力を注ぐ意気込みは生半可なものではないことがうかがえる。
出汁は毎日同じようにとっても、日々表情が違うそうだ。鶏がらの状態は毎日違うし、昆布や煮干しだって個体差がある。そのため、毎回同じ食材を同じ分量で仕込んでも、厳密にいえば、二度と同じ味は出せないのだ。
麺も然り。最高の一杯を完成させるために、毎日ひたむきに真摯に仕込んでいく。これが「おさみ」の中華そばが美味しいと言われている所以である。
「自分にとって中華そば作りは生き甲斐ですね」と照れくさそうに笑う店主が奏でる珠玉の一杯。
一滴残らず旨みを堪能されたし!- 営業時間
- 11:00~14:00
- 定休日
- 水曜・日曜