ギャラリー 光画堂
前衛美術集団「九州派」で活躍し、福岡県展などで受賞を重ねた、うきは市吉井町出身・尾花成春(おばなしげはる)の作品が常設されている「ギャラリー光画堂」。
「父親が生涯に渡って描き続けた作品をこのまま眠らせておくのはしのびない。自分の役目は『尾花成春』を皆さんに再評価していただき、後世に作品を残していく取り組みをしていくこと」
そう話すのは、オーナー・尾花基さん。ギャラリーには、父である『尾花成春』が70年以上にわたって描き溜めた、多くの作品が展示されています。
地元うきは市では、あまねく知れ渡っている尾花成春さん(1926年〜2016年)。
当時父親から買ってもらった油絵具が嬉しくて、絵画の魅力に惹き込まれたそう。16歳で初めて描いた絵は現存し、大切に保管されています。
亡くなる2016年まで絵を描き続けた彼の作品は、じつにアーティスティック。
ギャラリーに訪れた人々が決まって口にする「これらは本当に1人の作家さんが描かれたんですか!」
その言葉通り『尾花成春』の独創的な作品にただただ感嘆の声がもれる。
年代ごとにモチーフやタッチも変わリ、バリエーションの豊富さは観る人を瞬く間に魅了します。人によって捉え方が違うため、あれやこれやと想像するのも楽しいひととき。
ギャラリーでは、作品を観ながらをコーヒーなども飲めるようになっているため、寛ぎながらアートな時間を過ごすことができますよ。
通常は常設展として開放されていますが、予約をすれば「貸しギャラリー」として絵画や写真の個展、グループ展など幅広くご利用可能。
「アート好きが訪れる町になってほしい」と基さん。
「アートの町、うきは」
多くの人の心を惹きつける魅力がここにはあります。
さあ、心が揺さぶられる『尾花成春』の作品を鑑賞しに、次の休日はうきはを訪れてみま
- 営業時間
- 11:00~18:00
- 定休日
- 火曜日、水曜日(不定休あり)