まごころ工房 棕櫚の郷
じつは明治時代から棕櫚(しゅろ)ほうきの生産が行われていたうきは市。
「まごころ工房棕櫚の郷」は、市内で唯一、昔と変わらない手作りの製法で生産販売をされています。
棕櫚皮の選別、取り付け、毛梳き、切り揃え、乾燥、埃落とし、洗浄、特殊作業、毛焼きといった数多くの作業工程を経て、なんと1本のほうきが完成するまでに約1ヶ月。
手間を惜しまずに作られたほうきは、毛も柔らかく、棕櫚の皮の繊維が埃をしっかりキャッチしてくれる上、水洗いも可能。しかも天然油を含んでいるので畳や床がワックス効果でツヤツヤに!
現代の日常生活では、つい便利さや電化製品に頼りがちですが、棕櫚で作られたほうきは、まさに自然の恵みと人の知恵が織りなす大切な道具として永く受け継がれています。
昔ながらの技と知恵がいきづく、うきはの誇れる伝統文化ですね。
「一人でも多くの方々に棕櫚ほうきの素晴らしさを知っていただき、永く愛用してほしい」
1本のほうきに想いを馳せ、職人木下さんのまごころと共に、今日も日本全国に「棕櫚ほうき」は出荷されています。
※ 棕櫚ほうき販売について
事務所横の展示所で販売を行っています。在庫等は事前連絡後にご来店されるとスムーズです。
- 営業時間
- 9:00~16:00(12:00〜13:00は昼休憩のため電話対応不可)
- 定休日
- 日曜・祝日