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裏側から壁面が見られる? 現在は一般公開されていない「原古墳」
内部には西に開口する単室の横穴式石室があり、奥壁の腰石と側壁の一部に赤色の壁画が残ります。奥壁の絵は、中央に準構造船のような大型の船が描かれており、右側が船首で、大きな櫂が2本描かれています。船上には弓を持った人物と櫂を操る人物が乗っており、馬もしくは遺体を納めた屋形を見ることができます。船尾の近くには3個の靭※が、右上部には弓を持った人物が描かれています。奥壁は一度抜き取られ戻されましたが、誤って反対向きに置かれたため、そのまま壁画が外を向いて保存されています。
(国指定史跡)
※靭(ゆぎ)・・・矢を入れ,腰につけて持ち歩く筒形の容
原古墳
うきは市吉井町富永649-3
TEL0943-75-3120(うきは市吉井歴史民俗資料館)
営業時間 一般公開なし
定休日 【資料館】 月曜日(祝日の場合は翌日) 年末年始(12月29日~1月3日)
※掲載内容は公開時の情報です。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。
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珍敷塚古墳
古墳時代後期(6世紀)に造られた円墳。昭和25年、採土工事中に発見されたものですが、現在奥と右側の壁のみが残されています。珍敷塚古墳の最大の特徴は、奥の壁に描かれた壁画で、古代人の信仰思想の一端をうかがい知ることができる貴重な資料です。
奥壁の壁画、左上には大きな同心円文が、その下にはゴンドラ形の船があります。その船の舳先(へさき)には鳥が止まっており、櫂を持つ人物が船を操る姿が見えます。中央には、死者を守るためなのか、弓矢が入った靭※が3個並んでおり、大きな蕨手文※が左の靭の間から描かれています。右端の靭の隣には弓と盾を持った人物がおり、その下には古代中国で月に住むと言われたヒキガエルが2匹描かれ、上のヒキガエルの横には小円文があります。
このように、珍敷塚古墳の壁画には、ここに葬られた人物が、太陽の輝く陽の世界から、月の支配する陰の世界へ、鳥の導く船で現世から来世へと旅立とうとする姿が表されているといわれています。
現在、この壁画は保存施設内にあり、予約すれば見学することができます。
※靭(ゆぎ)・・・矢を入れ、腰につけて持ち歩く筒形の容器
※蕨手文(わらびてもん)・・・ワラビの形に似た渦巻状の文様で、呪術的な図文と考えられている
(国指定史跡)- 営業時間
- 原則毎月第3土曜日の古墳見学時のみ公開 ※5日前までに要予約
- 定休日
- 【資料館】 月曜日(祝日の場合は翌日) 年末年始(12月29日~1月3日)
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鳥船塚古墳
原古墳の南135mに位置する円墳で、内部主体は西に開口する単室の横穴式石室ですが、奥壁の腰石2段が残るだけで石室は破壊されています。
奥壁の絵は、1段目には同心円文と船、2段目に大きな盾が描かれ、2個の靭※が描かれています。船は人物が乗った大型の船で、帆をはる柱は2ケ所、大きな櫂もあります。船の舳先(へさき)と艫※には鳥が各1羽ずつとまっています。
(国指定史跡)
※靭(ゆぎ)・・・矢を入れ、腰につけて持ち歩く筒形の容器
※艫(とも)・・・船尾- 営業時間
- 一般公開なし
- 定休日
- 【資料館】 月曜日(祝日の場合は翌日) 年末年始(12月29日~1月3日)
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古畑古墳
鳥船塚古墳の南200mに位置する径約20m、高さ約3mほどの円墳で、墳丘は2段築成で段築面に円筒埴輪、人物埴輪が並んでいました。屋形古墳群の中で最も高い所に位置します。
内部主体は南西に開口する複室の横穴式石室です。奥壁の鏡石には赤色で4個の大きな同心円文を中心に据え、三角文と小円文、大の字形に手足を広げた人物像などが描かれています。同心円文を中心に据える点から、日岡古墳と似たタイプの壁画を持つ古墳であるといえます。
(国指定史跡)- 営業時間
- 一般公開なし
- 定休日
- 【資料館】 月曜日(祝日の場合は翌日) 年末年始(12月29日~1月3日)
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にじの耳納の里
都市と農村の交流施設として、うきはの食と自然を満喫できる人気スポット「にじの耳納の里」。農作物直売所「まんてん市場」、バイキングレストラン「夢キッチン」、パン工房「むぎ畑」、植木・苗木などが揃った「グリーングリーン」、ちょっと一息「アイス工房」と、5つのエリアを満喫できます。
農作物直売所「まんてん市場」の広〜い店内には、朝採り野菜やフルーツなど、一年を通して新鮮な農作物がずらりと並びます。ここに来れば、普段お目にかかることが出来ない珍しい品種に出会えるのも魅力のひとつ。選べる楽しみがあってワクワクのひと時♪
お弁当やお惣菜、地元の食材を使った加工品の品揃えも豊富で、味はもちろん“満点”。
工芸品などもあり、作り手の想いが込められた丁寧な手仕事がうかがえます。
生産者の名前がラベルにきちんと記載されているので、安心して購入できるのもいいですね。
地元生産者の方が、丹精込めて育てた新鮮な食材を使った旬の料理を「バイキング形式」で味わえる「夢キッチン」。
レパートリー豊富な料理は毎朝手作り。味に温もりを感じる田舎料理に心がほっこり。
人気NO.1メニューは、地元の玉ねぎをたっぷり使用し、スパイスをきかせたオリジナルカレーだそうですよ!あまりの人気ぶりに売り切れることもしばしば。
店内のテーブル席でゆっくりと寛ぎながら、思う存分お楽しみいただけます(平日のみご予約OK)。
パン工房「むぎ畑」では地元産の小麦粉や米粉を使った焼き立てパンが大好評!食パン・菓子パン・お惣菜パンなど種類もいっぱい!中でも米粉パンは、もっちりとした食感とふんわりした口当たりが特徴で、お店の一押し。ご自宅用や手土産にも喜ばれる焼きたてパンコーナーに是非立ち寄ってみませんか。
「にじの耳納の里」に来たら、やっぱり「アイス工房」!松野牧場さんのしぼりたて生乳を使用したミルキーなソフトクリームを食べずにはいられません!地元のねぎやキャベツがたっぷり入ったたこ焼きは、地下深くから汲み上げた銘水「にじの水」を加えて一つひとつ丁寧に手焼き。焼き立てアツアツのとろ〜り生地がたまらない美味しさ。
うきは市にあるJAにじ管内の田主丸町は植木の名産地!
直売所「まんてん市場」前には、植木生産のプロフェッショナルの方が、時間と手間をかけて大切に育てた高品質の植木・果樹苗・観葉植物・花苗・野菜苗などが販売されています。ライフスタイルに合わせて植物を育てる楽しみを「グリーングリーン」で見つけてはいかがですか。
1年を通して、季節の行事に合わせた楽しいイベントが目白押し。最新情報はSNSでこまめにチェック!
皆さんの健康な体づくりを支える基礎となる「食」。そこには、生産者の方の「美味しく召し上がってほしい」という思いがぎゅっと込められています。「食」を通じてみんなが笑顔になれる最高の場所。
都市と農村の交流施設「にじの耳納の里」は、今日もたくさんの人で賑わっています。- 営業時間
- 直売所9:00~18:00(1月~2月 9:00~17:00)、夢キッチン11:00~15:00(受付は13:00まで)
- 定休日
- 毎月第2水曜(1月と8月を除く)