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多くの人の手を通じ、守り伝えられる国指定史跡「日岡古墳」
若宮八幡神社の境内にある日岡古墳(ひのおかこふん)は、全長74m、高さ5mの装飾古墳で、6世紀後半につくられたと言われています。
後円部には横穴式石室があり、奥の壁面には赤・白・緑の3色で同心円文、蕨手文(わらびてもん)、三角文など幾何学的な文様が描かれ、周囲の壁には武具、魚、船、馬、獣などが色を使い分けて描かれています。その芸術性の高さから県を代表する装飾古墳のひとつとして国の史跡にも指定されています。
現在は天井部分の石が崩落しており、上からのぞき込む形で見学可能となっています。
(国指定史跡)
※石室は通常施錠されています。
日岡古墳
うきは市吉井町若宮366-1(日岡古墳) うきは市吉井町983-1(吉井歴史民俗資料館)
TEL0943-75-3120(うきは市立吉井歴史民俗資料館 )
営業時間 原則毎月第3土曜日の古墳見学時のみ公開 ※5日前までに要予約
定休日 【資料館】 月曜日(祝日の場合は翌日) 年末年始(12月29日~1月3日)
※掲載内容は公開時の情報です。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。
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また副葬品として甲冑や、鏡、玉類、刀剣、馬具なども出土し、国の重要文化財として吉井歴史民俗資料館に展示されています。- 営業時間
- 原則毎月第3土曜日の古墳見学時のみ公開 ※5日前までに要予約
- 定休日
- 【資料館】 月曜日(祝日の場合は翌日) 年末年始(12月29日~1月3日)