いぐらのやかた居蔵の館
観光
この「居蔵の館」は、明治末期に建てられ、大正初期に改築されたもので、製蝋業(せいろうぎょう)で財をなした大地主の店舗兼住居でした。官舎であった鏡田屋敷に比べ、豪商の家であったこの建物は、土蔵(くら)造りのなかでも、完成度の高い代表的な居蔵家(いぐらや)のひとつで、匠の技が見えるドーム型天井をもつ浴室や、神棚の間の吹き抜けなど、贅沢な作りが往時(おうじ)の暮らしを偲(しの)ばせます。道路に面した主屋を見ると、壁はもちろん、瓦屋根・軒の裏まで漆喰(しっくい)で塗り込められ、2階の窓は鉄製の扉によって覆われ、2階の屋根の下には「うだつ」と呼ばれる壁もあるなど、外部から延焼しにくい構造も見どころです。
ジャンル | 観光 |
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電話番号 | 0943-75-3343(うきは市教育委員会 生涯学習課) |
営業時間 | 9:00~16:30 |
定休日 | 月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始 |
駐車場 | 近隣に市営駐車場有り |
住所 | 〒839-1321 福岡県うきは市吉井町1103 |