築150有余年の農家の古民家を再生し、一棟貸し宿泊施設兼文化財として活用されている「注連原（しめばる）」。
注連原村つくり会の皆さんが「消えかかっている灯火を絶やさぬように」と運営管理されています。

隈上川（くまのうえがわ）が流れる「しめばる橋」のすぐそばに建ち、昔話を彷彿とさせる茅葺き屋根はまさに日本の原風景。
思わずタイムスリップしたかのような趣きのある設えにほっこりしますよ。

平成24年7月に重要伝統的建造物群保存地区の選定を受けたうきは・田篭地区にあり、選定後に発生した九州北部豪雨で被災。半壊状態になりつつも、地域の方々の理解もあり、復興のシンボルとして再築されました。

釘を使わない昔ながらの伝統工法で忠実に復元された古民家に、歴史を感じずにはいられません。

周囲は自然に囲まれ、せせらぎや鳥のさえずりがBGM♪

まさに至高のヒーリング。

素泊まり（食事なし）のため、食材を持ち込み、広い土間のキッチンで自由に調理可能。
外ではバーベキューもでき、道具は無料貸出OK（炭付き）。
雨の日は屋内の広い土間で焼肉を楽しめますよ。

日本の侘び寂び、DNAが懐かしさを覚える空間でこの上ない休息になることうけあい。

日中は澄みきった美しい清流に足を浸し、サワガニ捕りや川遊び。
夜は満天の星を眺めて癒されるひととき。　

きっとまた滞在したくなる古民家「注連原」。
1000年以上続くこの地域の営みに想いを馳せ、ゆっくりのんびりと。