家呑みもいいけれど、この店の気軽さと美味しさを知れば、立ち寄らないわけにはいきません。
ご紹介するのは「うきは村」内にある「あるもん小料理 のや」。

地域の皆さんに親しまれるお店になればと、合いの手を入れる際の方言「のや」を店名につけたそう。

一杯お酒を呑み、ほっこり癒される日替わりのおばんざいをちょっとつまんでもお値段なんと約1000円ほど。近所に一軒あると毎日通いたくなるお店とは、まさにこのこと。　　　　

仕入れた食材やご常連さんから頂くうきはの食材が、ママさんの腕にかかれば、あっという間に数品へと姿を変えます。　

栄養バランスを考え、カウンターテーブルには炒め物あり、煮物あり、さらに揚げ物ありで常時8品。お客さんがメニューに飽きないようにと、和洋折衷、時にはアヒージョだって登場しますよ。

その日ある食材（あるもん）で作るスタイルは“あるもん”小料理「のや」ならでは。

「既製品ならどこでも同じでしょ。わざわざここへ来店してくださるんだから、手作りの料理でもてなしたい」

いつも大切にしていることは温もりのある“手作りの味”だそう。

愛情が伝わってくるこの日の「カウンター日替わりメニュー」は、ピリリと効いた豆板醤とごま油の芳醇な香りが酒を呼ぶ「長ねぎピリ辛炒め」をはじめ、新玉ねぎのスライス、ほうれん草卵とじ、しいたけマヨネーズ焼、里芋の煮物、チキンステーキ、牛ねぎ炒め、赤魚の煮つけ。

どれもお酒を迎い入れたくなる料理のオンパレード♪

「これとこれ。あ、これも！」と目移り必至。
色々な種類を少しずつ食べられ、選ぶ楽しみがあるのもいいですね。

聞けば、ご飯ものなどの隠しメニューもあり、食材さえあれば、お客さんのリクエストに応えてくれるんですって。

「なんか今日できる？って言ってくれたら出てくるわよ〜♡」とにっこり。

気立ての良いママさんと会話を交わしながら呑むお酒もまた格別の味。ボトルキープはなく、基本は一杯のみ（焼酎は一合）。福岡の地酒を中心に各地のお酒が取り揃っています。

友人、職場、家族、グループなど、事前予約をすれば貸切もOK！
もつ鍋、寄せ鍋、しゃぶしゃぶなど鍋メニューも可能で、おまかせ料理はお一人様3000円〜。

地元民のみならず、ホテルに宿泊されている方の来店も多く、ちょっと晩酌したい方や晩御飯を食べたい方にはうってつけ。
ママさんの人柄もあって堅苦しさはみじんもない店内はおひとりでも気軽に立ち寄れるありがたい存在です。

毎日訪れても飽きのこないおばんざいの数々。
アットホームな「あるもん小料理 のや」は着実にファンが増加中〜！