とんかつ
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レストラン庄山
自然豊かなうきは市吉井町にある、農場直営・豚肉料理専門レストラン&手作りハム工房「庄山」。
定番メニューはもちろん「とんかつ定食」。
絶妙な温度管理のもと、菜種油で色良く揚げられ、厚みも申し分なし!均一な火入れが見事で、桃色に艶めく断面からは肉汁がきらびやかに輝き、これぞ麗しのとんかつ♡
まずは何もつけずにそのままで。
しっとりした肉質をしっかり感じた後に訪れる、さらりとした甘〜い脂は、口の中でスーッと消える後口の良さ。ホロリと嚙み切れるほどの柔らかさに、とんかつの概念が変わります。練りがらしを加えたソースをチョンチョンと付けて食べれば、ツーンとした大人の辛み。
うきは産米をふっくら炊き上げた白ごはんが進む進む。
とんかつの他、豚しゃぶ、みそ漬け、香草焼などいろいろな食べ方で味わい尽くせますよ。
しかも豚肉だけではありません。
国産鶏もも肉をスティック状にしてカラリと揚げ、特製甘酢ソースにくぐらせた「揚げ鶏のソースかけ」も絶品。外側カリッ、中からじゅわ〜り。ご飯をかきこみたくなる味とはこのこと!
たっぷりの玉ねぎや人参、豚肉を炒め、じっくり煮込んで作る自家製「カツカレー」も人気のメニューですって。独自ブレンドしたスパイシーな香辛料がいいアクセント。
農場に隣接しているハム工房で手作りされているベーコンやソーセージなども不動の人気商品。
約10時間かけて桜のチップで燻製する「ベーコン」はやさしい塩みで、鼻に抜ける燻香は食べた人だけが味わえる幸せ。
JA「にじの耳納の里」でも購入できます。
「庄山農場」はのどかな田園地帯にあり、豚は厳選した飼料と清らかな井戸水でスクスクと育てられています。
うきはブランド豚「耳納いっーとん」に加え、手塩にかけて肥育している農場オリジナルブランド豚「千年豚(せんねんぶた)」は、茶色に黒の斑点が入った全国的にも希少な豚。
上品な甘さとジューシーな肉質は、双方のいいとこ取り。
「私たちはお客様(消費者)のお声をお店で直接お聞きすることができる強みがある。この交流がさらに良質な豚を生み出す原動力となっているんだよ。僕は1日も休めないけどね」と社長・庄山三成さんは笑う。
生産から販売まで一貫して管理運営する「レストラン庄山」。
農場直営だからこそ味わえる、地産地消の醍醐味をとこトン味わってみませんか。- 営業時間
- 11:30~14:30(LO) 18:00〜20:30(LO)
- 定休日
- 水曜
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だんだん
西鉄バス吉井営業所バス停から歩いて数十秒。ビルの一階に店を構える「とんかつ&コーヒーの店だんだん」。
1人でふらりと立ち寄れる雰囲気がなんとも心地よく、店内はカウンター席のみ。
定番メニューは、ヒレorロースから選べる「かつ定食」。
鼻から抜けるスパイシーな香りが猛烈に食欲をかき立てる「かつカレー」も人気。
聞けば、たっぷりの玉ねぎやニンニクをとろとろになるまで炒め、さらに人参をミキサーですりおろして加えているそう。2種のカレー粉を独自ブレンドし、1日かけてじっくり煮込んでいく手間のかけようです。
「味がブレないんだよね〜、これがまた美味しいんだよ」
そばで食事中の常連さんがポロリ。この味を求めてオールドファンが多いのもうなずけます。
うきは産の野菜を積極的に使って仕立てられた小鉢や漬物も、ほっこり素朴な美味しさ。
「店名の『だんだん』という言葉には『ありがとう』という意味があるの」
心を解きほぐす、ママさんの笑顔がとっても印象的。いつの時代もお客さんを喜ばせてくれるのは、美味しい料理と店主の人柄なのかもしれない。
心に染み入るおふくろの味。
ここはまさに「うきはの人情食堂」です。- 営業時間
- 11:00~20:00
- 定休日
- 火曜
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吉井十八
平成元年に合鴨料理の店としてはじまった「吉井十八(とうはち)」。今では生産量が少ない「幻の豚 東京X」を味わえる、言わずと知れた名店だ。
「かも鍋」は開店当時から不動の人気メニュー。
醤油とかつおベースの特製かも鍋スープをまとった合鴨肉は、しっとり吸い付くような肉質。官能的な旨みに身悶えする美味しさだ。
写真は「東京X」の「シャブシャブ(バラ肉)」。
「東京X」は入手困難な豚肉だが「吉井十八」では、揺るぎない信念を持った大将が四方八方手を尽くし、独自ルートを開拓、一頭買いを実現させた。美味しいものを食べていただきたいという、たゆまぬ探求心が実を結んだというわけだ。買い付けた肉は、スライサーではなく美味しさを引き出すために一枚一枚手切りするそう。
店のシャブシャブ鍋には昆布出汁に加えて、しっかりと漬けた白菜の古漬けが入っている。
まず味の違いを知るため、取り皿にスープとヒマラヤの岩塩を適量入れ、さっとくぐらした肉を浸して味わうのが店の流儀。口に入れた途端に舌の温度で上品な脂が溶け出し、優しく包み込まれる感覚。きめの細かい柔らかな肉質に圧倒されることうけあいの逸品。
その後はお好みで「自家製ポン酢」をつけてさっぱりといただくも良し。
こちら「東京X」のロース肉を使用した「とんかつ」。
「東京X」の脂で作ったラードと、綿実油をブレンドした専用油で揚げているそうで、まさに「東京X」による「東京X」のための揚げ油。フライヤーは使わず、厚みのある肉を一枚一枚約15分もかけて鍋で揚げている。
食欲をそそる淡〜いピンク色の断面が目にもご馳走のビジュアルだ。
まずは何もつけずにそのまま一口。
カリッと小気味良い衣の食感の後にふくよかな甘みが充満し、たちまちスッと消えていく……。舌の上でとろける脂身、奥行きある旨みがさらに押し寄せ、食べ終わるのが名残り惜しい「幻の豚」。
シンプルな食べ方で堪能したら、お次はトリュフ塩でどうぞ。
地場の柿をたっぷりと使用した特製「十八の柿ソース」も好評販売中!メニューの「焼きラーメン」などにも使われている。
「リーズナブルに味わっていただきたい」と、平日(11時30分〜13時30分)に限り、「東京X」を使用したソースカツ丼、一口カツ定食、生姜焼き定食などを900円で提供。
「東京X」のロース肉を使った「とんかつ定食」3,300円は12時〜13時30分(オーダーストップ)。
16時以降は「かもねぎ炒め」「東京X豚コロコロ塩焼き」「東京X豚100%メンチカツ」など一品料理や「パスタ(時価)」「東京X焼きラーメン」も味わえる。
お酒のメニューもじつに豊富で、今では手に入らない美酒も多数。メニューに書かれていないお酒もあるため、女将さんにこっそりお尋ねを。ワインセラーも完備し、合鴨料理&赤ワイン、「東京X」&白ワインのマリアージュを楽しめるのも嬉しい。
腕利きの先代の志を受け継いだ2代目・櫻木隆二さん。
京都や東京で経験を積み、寿司、割烹、居酒屋、焼肉、中華、創作などあらゆる料理の学びを深めたという。現在はうきはで大将の味を守りつつ、アレンジをきかせながら訪れる客人の胃袋を幸せにしている。
「毎日肉を切っていたらこんな体になりました!」と茶目っ気たっぷりに筋骨隆々の腕を披露し、チャーミングでユーモアたっぷりなところは2代目ならでは。
人柄の良さも大将譲りなのだろう。
客人を魅了してやまない「吉井十八」に足を運べば、また一つ口福を知ることになりますぞ。なにぶん希少な豚肉のため、確実に「東京X」を味わいたいならご予約を。
- 営業時間
- 【平日】11:30~21:00(LO)【日曜】12:00〜21:00(LO)※平日ランチ900円は11:30~13:30(なくなり次第終了)※東京Xのとんかつ定食3,300円は11:30~13:30【要予約】
- 定休日
- 水曜