スイーツ
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喫茶 あてんく
扉を開けると響き渡る「キンコーン♪」という音色。これが何とも心地よい。
喫茶店「あてんく」の開業は昭和56年にさかのぼるという。穏やかな時間が流れているレトロな店内は、カウンターとテーブル席。開業当時からほとんど変わらない設えにホッと心が和むよう。
「あてんく」とは、四国の言葉で“自分の家”という意味を持つそうで「ゆっくり過ごしてほしい」という想いが込められています。
メニューブックを開けば、ランチメニューや定食、軽食、デザート、ドリンクに至るまでその豊富さに面食らいますよ。
「出来立ての美味しさを味わってほしい」と、作り置きをせず、どんなに注文が重なっても、厨房で1人黙々と調理をしていく手際の良さ。
鍋を振るいながら、焼いて、揚げてと、しなやかな身のこなしで仕上げていく店主・藤山純子さんの姿に感服。ホール担当のスタッフさんと二人三脚で切り盛りされています。
写真手前は人気の「あてんくランチ」。いろいろ食べたい方に嬉しいセット内容です。
海老フライは揚げたてサックサク♪手ごねで一つひとつ作るハンバーグは、厳選した合挽き肉が使用され、ふんわり柔らか。ケチャップやウスターなどを独自ブレンドしたオリジナルソースがハンバーグの味をさらに引き立ててくれます。
常連客がいつも心待ちにしているという「たまごサンド」は、注文を受けてからサンド用のたまご焼きを作り始めるのだとか。まず目を奪われるのが、美しく切り揃えられた断面。
一切れそっと口に入れると、しっとりしたふわっふわのパンとやさしい甘みのたまご焼きに心がほどけていくよう♡
これは食べた人しか味わえない口福感。オールドファンがこぞって注文する、作り立て「たまごサンド」は一押しです。
気さくで飾らない純子さんは、お客さんとのコミュニケーションも欠かしません。そんなお客さんも純子さんとの会話を楽しみにしています。
何十年たっても変わらない美味しさと居心地の良さ。
愛され続けるうきはの喫茶店「あてんく」で、充足のひと時をぜひ。
- 営業時間
- 11:00~17:00
- 定休日
- 木曜、(お盆・年末年始)
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喫茶 深山の牡丹
白壁の町並みもいいけれど、少しだけ離れてゆったり過ごせる隠れ家カフェ「深山の牡丹」。
イタリア政府公認のレストランで腕を磨いたシェフ・井上成寿さんが繰り出す、旬の食材を使ったランチやデザートを味わえますよ!
お店の一押しは「牛ホホ肉ビーフシチューランチ」。
まず目を奪われるのは、ゴロリと入った宮崎県産牛ホホ肉。牛1頭から僅か1キロ程度しかとれない希少部位。丁寧に脂を削ぎ落とし、数時間かけて煮込でいくそう。
器の上で圧倒的な存在感を放つそれは、ナイフを入れるとほどける柔らかさ。ゆっくりと口に運べば、ホロリとした肉質と滲み出る上品な旨みに思わず幸せの吐息がこぼれる♡
赤ワインや香味野菜をブレンドし、コクを重ねた特製デミグラスソースにパンを浸して頬張れば、これまた満ち足りた気分に。素揚げした数種の野菜もたっぷりと味わえ、ボリューム満点。
「バターキーマカレーランチ」はシナモンやカルダモンを使ったバターカレーと、ホールドスパイスたっぷりのキーマカレーの2種類のルーを堪能できます。トマトベースの辛みソースでお好みの辛さに調整できるのもいいですね。
ご飯はうきはの「千年米」に雑穀をブレンドし、カラダが喜ぶ一皿に。
この他、特注のセモリナ粉100%で作る「生パスタランチ」や「牛フィレステーキランチ」なども楽しむことができますよ。
お店では光サイフォンで抽出する一杯立てのコーヒーを堪能できます。
ハロゲンビームのヒーターバーナーの力で蒸気圧を使って抽出する仕組みのよう。サイフォンから放たれる光が織りなす光景と、フラスコに少しずつ溜まっていく様子を見ながら、ほっこりとした時間を過ごすのもまた一興。
厳選されたスペシャルティコーヒーと手作りデザートで一息つくのもいいものです。
中でも、政府公認レストランで実際に作っていた際のレシピを受け継ぐ「ティラミス」は、ふんわりと軽くミルキーな口どけ♡お店の味をお持ち帰りしたい方はテイクアウト用として瓶詰めされたティラミスをどうぞ。
人気の自家製ドレッシングなども店頭で購入いただけます。
大杉の梁がかけられ、心地よい空気に満ちているウッディな店内。
「美味しかったと評価してくださるお声がいつも励みになっています。ありがたいことですね」と、ホールでサポートする奥様がニッコリ。
「こだわりはないけれど、シンプルに美味しいものを作りたいだけ」
シェフの想いは「深山の牡丹」の味にしっかりと込められています。
- 営業時間
- 【ランチ】11:00~14:00(LO)【カフェ】14:00~17:00(LO)
- 定休日
- 木曜、第2水曜
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暴食の果実
うきはのフルーツ生産農家と「石橋餅加工所」がコラボして創る和菓子のお店「暴食の果実」。
上品に桐の箱に並べられた愛らしい和菓子が店頭に並び、黒を基調とした和モダンでスタイリッシュな店内は、細部にまでこだわった造り。シンプルゆえに和菓子の美しさが際立つ設えになっています。
大福の要となるもち米は、粘りとコシのある佐賀県産「肥よくもち米」を使用。
オートメーション化された機械で蒸し上げる方法とは異なり、人の目で蒸気の出具合を確認、見極めながら絶妙なタイミングで蒸し上げる、創業53年来の製法でつくられています。この蒸し加減が餅の味を大きく左右するそうで、代々石橋餅加工所に受け継がれている職人技。
うきは特産の旬の果物を優しく包み込んだ「フルーツ大福」は、上品な白餡が季節のフルーツの存在感を見事に引き立てています。
希少な国産よもぎが使われ、自然の香りと風味を存分に味わうことができる「よもぎ大福」や、見た目にも可愛いカラフルな餡花が咲く「創作団子」は、もち米を独自ブレンドしているため、もっちりとコシのある食感♪
今回、新たに「わらび大福」が仲間入りしましたよ!
餅加工所で本わらび粉を一から練り上げ、極限まで柔らかさを引き出しているため、口に入れた途端にとろける滑らかさ!北海道産大納言を使った粒餡を丁寧に包み込んだオーソドックスなものから、抹茶尽くしの「わらび大福」などもあり、レパートリーも豊富で選べる楽しみがあリます。
どの和菓子も最高で最上質な味♡
店内にはイートインスペースがあり、コンセントも完備されている配慮が嬉しいですね。
和菓子業界を盛り上げたい!和菓子をもっと発信していきたい!という思いでスタートした「暴食の果実」。
「どこのお店にもない、ありそうでない和菓子をお客様にはぜひ召し上がって頂き、新たな発見・魅力を感じて頂ければ」
向上心旺盛で発想力豊かな若き青年・石橋英哲さんが繰り広げる和菓子の新スタイル。これまでの概念を変える和菓子プロジェクトがいよいよ本格始動!長年親しまれてきた「石橋餅加工所」の変わらぬ美味しさが、新たな和菓子へと進化を続け、次々と私たちを楽しませてくれます♪- 営業時間
- 11:00〜18:00
- 定休日
- 第2火曜日、水曜日
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Hostel & Cafe Farolito
海外の国々を探訪し、スペインの宿で働いていたこともある、気の合うお二人がはじめたカフェバー併設のゲストハウス「Farolito(ファロリート)」。
店名にもなっている「Farolito(ファロリート)」という言葉は、スペイン語で小さな灯火、灯台という意味があるそう。
「うきは市吉井町の新たなシンボルになろう!という想いを込めてこの名前にしました」と話すのは、店主の八代さんと谷川さん。美味しい手作り料理やスイーツの提供、そして笑顔のおもてなしは、海外を巡って多くのことを吸収・体験してきたお二人だからこそできること。
1階は宿泊されていない一般の方でもランチ・カフェ・ディナーが楽しめます。2階のゲストハウスはキッチンが併設されているので自炊もOK。
広々とした和モダンなお部屋になっていて、個室が2部屋、ドミトリールームに5ベッド。
あまりの居心地の良さに、遠方から訪れるお客さまだけでなく、地元うきは市民の方々も多く利用・宿泊されているようですよ。
店主のお二人に思わず「Gracias(グラシアス)」。
ありがとうと笑みが自然にこぼれる新たなスポット。またひとつ発見です。- 営業時間
- 【カフェ】12:00〜22:00 、【チェックイン】16:00〜22:00、【チェックアウト】11:00
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Frisch
「フルーツジュース」とスイーツの移動販売店「Frisch(フリッシュ)」。
とってもお洒落に改良されたヴィンテージのフードトラックは、道の駅うきはやイベントなどで見かけることができます。
ドイツ語で「新鮮」という意味を持つ店名の由来通り、提供されるフルーツジュースには、ゴロゴロとしたみずみずしい果肉がたっぷり。小さなお子様にも安心して飲んでいただけるよう、ちょっとした一手間のエッセンスが加わった優しい甘さ。スーッと染み込んでいくような、まさにカラダが喜ぶ味です。
しかも「1杯で2度美味しい」がセールスポイント♪
キウイジュースには「練乳」、オレンジジュースには「グレープフルーツ」、バナナジュースには「チョコレート」といったスポイト入りソースが付いていて、味変を楽しめるユニークなアイデアが話題に。
口当たりがもっちりしたサンド用食パンと、良質な生乳を原料とした純生クリームをたっぷり使用した手作り「フルーツサンド」もおすすめ。
「美味しさを追求したらコストがかかり過ぎてしまいました……」と苦笑いの三善オーナー。それでも、美味しいものを味わっていただきたい思いが勝ります。
“食べる喜び・幸せを感じてほしい”
「地元うきはの生産者の皆さんが手塩にかけて育ててくださるから、美味しいジュースやスイーツをご提供することができます。食の大切さ・ありがたさ・喜び・幸せを感じながら、フルーツを通じてみんなが潤う取り組みを行っていきたい」
人懐っこい若きオーナー夫婦のまわりには自然とお客さんが集まってくる。「Frisch」のフルーツジュースは心とカラダを元気にしてくれる、ビタミン剤的存在。
今後、季節に応じて続々と期間限定メニューが登場予定!基本営業は土日のみ。営業日情報はインスタグラムに投稿されているので都度チェックしよう!- 営業時間
- 10:00〜17:00
- 定休日
- 平日(土日営業)
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ギャラリー安政
江戸時代末期からうきはの山中で山林地主として幅広く林業を営んできた野上家。
せせらぎの音を聴きながら風格漂うお座敷でいただくフレンチは格別です。
隣接の蔵(明治築)を改装したギャラリーでは様々な作家の個展が開催されています。
コース料理(要予約)
税抜3,800円~- 営業時間
- 11:00~17:30
- 定休日
- 火曜・水曜・木曜・金曜(土曜・日曜・月曜・祝日のみ営業)
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べりーずべりーすうぃーつ
「道の駅うきは」真向かいにある、行列ができるクレープ屋さん「ベリーずベリーすうぃーつ」。クレープだけでも34種類もあり、どれにしようかあれこれ迷うのも楽しいひととき。
メニューを見れば、何やら「グランメールクレープ」と書かれています。
「グランメール」とは、フランス語で“おばあちゃん”という意味だそうで、作り手は笑顔の可愛いトモエさん。「ベリーずベリーすうぃーつ」はトモエおばあちゃんが作るクレープ屋さんというわけです。
うきはの美味しい水と独自ブレンドしたクレープ粉を混ぜ合わせ、毎日生地を手作り。前日から仕込み、寝かせ、一枚一枚丁寧に手焼きしたクレープ生地はもっちり柔らか。
「粉の配合はヒミツよ。うふふ」
注文が入ってから作りはじめるトモエさん。
店名になっている「べりーずべりー」が人気No.1クレープ!丁寧に手包みされ、ブルーベリーとラズベリーがたっぷり。
思わずカシャカシャと写真を撮らずにはいられない可愛いさです♡甘さ控えめのクリームと甘酸っぱいベリーが◎。ペロリと食べられる軽さでリピ確定の美味しさ。
12月〜6月下旬の期間中は、うきはの農家さんが丹精込めて栽培した、摘みたていちごがたっぷりのメニューが登場します。
スイーツ系のほか、うきはのレタスやトマトを使用したヘルシーな「シーザーツナマヨサラダ」といった食事系クレープ、濃厚な北海道産牛乳を100%使ったミルキーなソフトクリームも人気。
素材がシンプルゆえに“品質”が美味しさを左右するそうで「べリーずベリーすうぃーつ」では、使う食材をしっかりと吟味。だからこの美味しさを聞きつけて休日には行列ができ、テレビ取材も入るんですね。
なんと、9のつく日はスペシャルDAY。その名も「9レープの日」。
毎月9日、19日、29日になると300円~390円のクレープが299円、400円~450円のクレープが399円ですって!
「おばちゃ〜ん、また来たよ〜って来店してくださるのが嬉しいわね〜」
トモエさんが手作りするクレープは優しいおばあちゃんの味。
旬のフルーツと食材で、うきはの季節を包み込むクレープを食べに行きませんか。- 営業時間
- 【平日】12:00~18:00、【土日祝】11:00〜18:00
- 定休日
- 不定休
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ブラウンシュガー
子育てがひと段落したタイミングで製菓学校へ通い始め、かねてからの夢を実現させたパティシエール・手島富士子さん。彼女のやさしい感性が活かされた甘〜いお菓子は、お子様からご年配の方まで多くの方に親しまれています。
店名にもなっている通り、手島さんは「ブラウンシュガー」を使ったお菓子が大好きで、焼き菓子に使っているそう。白く精製されていないためミネラル分を多く含み、余韻が残る甘さが特徴。
小麦粉も漂白されていない福岡県産小麦粉を使用し、安心して食べていただけるうきはの食材(牛乳や卵、フルーツなど)を優先して使うこだわりよう。
「丹精込めて育てられたうきはの食材があるから、美味しいお菓子を作ることができる。お客さんはもちろんだけど、生産者の方の温かさも食材を通してしっかりと伝わってくる。ありがたいな〜」と話す。
お店のおすすめは一番人気「焼きドーナツ」。
プレーンやチョコといったベーシックなものから、りんごと巨峰、うきはのブランド味噌と富有柿をブレンドしたものなど、ラインナップが豊富。
口の中でホロリと崩れる食感がクセになる「サイコロクッキー」や、うきは市千年(ちとせ)で生産された希少な「さとうきび」を使った「黒糖マドレーヌ」、うきはのりんご(紅玉)で作ったアップルパイ「りんごのショソン」(10月〜3月限定)、うきはの牛乳と卵がたっぷり「幸福の白いプリン」など目白押し!
店奥の工房をそっと覗けば「笑」という書が掲げられている。「皆さんに喜んでもらえるように、そして笑いにつながるように」との思いが込められているんですって。
「ほとんど一人営業なのでお待たせするかもしれないけれど、手作りのお菓子を心を込めて作っていますから是非ご来店くださいね」と手島さん。
“まあるい穴の向こうに笑顔が見える”
店頭の看板にそう描かれている通り「ブラウンシュガー」のお菓子は、みんなの心もまあるく元気にしてくれますよ。- 営業時間
- 11:00~18:00
- 定休日
- 木曜・金曜(不定休あり)
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パティスリー ナチュール
“うきはの自然の恵みをふんだんに、そして添加物を極力使用せず、カラダにやさしいナチュラルな素材で”
「ナチュール」の洋菓子は、素材にしっかりと向き合い、どの世代の方にも安心して食べていただけるこだわりがいっぱい。
うきは市内で果樹農園を営む実家のフルーツをはじめ、全国各地の旬の味を求めて市場へ出向き、選りすぐった食材で作られています。
使用している卵にも美味しさの秘密が。
みやま市の山の頂にある農場で、大切に育てられた鶏の卵を使っているそう。ビタミンEを多く含み、コクのある濃厚な味は「ナチュール」のお菓子作りには欠かせない存在。
お店には親しみを込めて“うきは”の地名がついたお菓子が並んでいます。
そのひとつが「千年(ちとせ)ロール」。小麦粉、卵、砂糖というシンプルな材料で作るスポンジは、たっぷりと空気を含ませながら混ぜ合わせているので、ふんわりやわらかな仕上がり。口溶けの良い九州産生クリームがやさしく舌を包み込む美味しさ♡
「うきはマドレーヌ」もひと味違いますよ。
焼き上がり後にブランデーシロップを表面に塗ることで、しっとりした食感を生み出しているそう。このひと手間が美味しさを生み出す秘訣というわけ。
もちろんアルコールは飛ばしているので、お子様でも安心してお召し上がりいただけます。
この他、生クリームのミルキーな風味と、きめ細やかでなめらかな生地が特徴の焼きドーナツ「うきはウキウキリング」もおすすめ。
「お菓子作りは形がないものから作り上げることができる。ゼロから夢のある形へ、これが魅力ですね」とオーナーシェフ・國武修一さん。
素材とカラダへのやさしさにこだわった「ナチュール」のお菓子は、何度でも食べたくなる美味しさです。- 営業時間
- 9:30〜19:00
- 定休日
- 月曜・火曜