隣接している「カワセミデニッシュ」の姉妹店としてオープンした、かき氷屋「白翠（はくすい）」。

ここではうきはのフルーツの魅力をまとい、素材の組み合わせを楽しめるデニッシュの特徴が随所に生かされた“かき氷”を味わえますよ。

うきはの農家さんたちが丹精込めて育てたフルーツの魅力を掘り下げ、且つポテンシャルを引き出しながら多彩な素材のコンビネーションで繰り出される「白翠」のかき氷。

なんと世界で活躍しているジャニス・ウォン（シンガポール）出身のパティシエール、森山朋子氏が監修しているそう。

常識にとらわれない、森山氏の持つさまざまな味の組み合わせの知識と、実際に「カワセミデニッシュ」にてお客様の反応を間近に感じてきた店長とのコラボレート。

そんなかき氷に心が浮き立ちますよ♪

ひとつのかき氷に6種以上の手作りの味わいを盛り込み「作り手として最大限の表現ができるように」と、数を絞ったメニュー展開となっています（取材時は3種）。

繊細な氷は削る際の温度、削り方、削る環境などにより、食感や口当たりが変わってくるため、うきは出身のかき氷職人から特別にノウハウを伝授してもらったんですって。

ふわふわの氷の山に、スプーンを差し入れひと口。
一瞬で消える口どけ♡

通年メニューの『ピスタチオといちご』には、うきはのいちご（あまおう）のコンポート、うきは産ゆずゼリー、ローズマリーの香りをつけたアイス、シャリシャリとした食感のメレンゲ。

さらに、いちごを麹菌で発酵させ、自然な甘さを引き出した自家製「いちご麹」や、ピスタチオをすりおろし、ミルクと合わせた芳潤なソース。　

森山氏と店長による想定外の仕立てに思わず笑みがこぼれます。

食べ進めていくと中からさまざまな素材が姿をあらわし、どんどん味が調和されていく面白さ。
甘さが控えめで味の変化も楽しく、口に残る余韻までも美味。
まさに大人の味♡

さらにかき氷には、無農薬・有機栽培されたうきはの緑茶が付きますよ。ひんやりとした身体に温かみを添える優しい心遣いが嬉しいですね。

「お客様が『白翠』のかき氷を食べに来店されることをきっかけに、うきはのこんないい場所を見つけました！と話してくださいます。時には私の知らないうきはの魅力も教えてくださるんですよ。今後はさらに地元に貢献できるよう、皆さんの力になれるお店づくりをしていきたいですね。そのためには作り手としてクオリティーが上がるよう、努力を重ね、ブラッシュアップしていこうと思っています！」と店長の久次麻友さん。

うきはのフルーツの美味しさとこだわりが細部まで宿ったかき氷は、多幸感で満たされ、記憶に残る味わい。

ぜひ、くつろぎに満ちた店内でどうぞ。