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独自で調合する釉薬と薪窯が織りなす器の温もり。手仕事が息づく一の瀬焼「田中窯元」
昔ながらの薪窯焼成や自家調合の釉薬を使い、心に深く響く民陶づくりを探求している一の瀬焼「田中窯元」。
直売場には土の温かみを感じる質感の食器、飯碗、湯呑み、カップなどが沢山並んでいます。
作陶するのは「田中窯元」の田中鶴夫さん。23歳から陶芸の道に入り、父親から基本を一から学んで多くの教えを身につけてきたといいます。
使う釉薬がもたらす様々な変化に魅了され、自家調合した灰釉で作陶。しかも、藁(わら)や木などから藁灰・木灰などへの加工作業を自ら行い、決して労力は惜しまないそう。
「自分でやれることはやりたい、試したい。そしてその先の変化を楽しみたい」と、モノづくりの精神が息づいています。
現在も薪窯(登窯)で焼成し続けている「田中窯元」では、主に緑青釉を使い、青みがかった表情豊かな作品をはじめ、薪窯の灰が溶けて釉薬状になる自然釉を使った“焼き締め”といった作品を手がけています。
深みのある“焼き締め”の焦がれ感は薪窯ならでは。
「薪の質や気候、窯での置き場所なども関係し、均一に焼くことができないのが薪窯。そのため、焼き上がりの変化も千差万別。これが面白いんだ」と田中さん。
斧を振り下ろし、体力と手間を要する薪割りを今でも続けている理由がここにあります。
聞けば、最近は飲食器類のほか、保温性が高く、たっぷりお湯を落とせる珈琲サーバーや、香ばしいお茶の香りに癒される茶香炉なども人気があるそうですよ。
「伝統は大事。でも、ただ守るだけが伝統ではありませんからね。やっぱり日常生活で使う民陶を作っているので、使っていただけることが大切。皆さんが普段づかいしやすいよう、一つひとつ心を込めて作り続けていきたいですね」
暮らしに馴染む一の瀬焼「田中窯元」の器で、さまざまなシーンを彩ってみてはいかがですか。
※現在、陶芸体験は受け付けておりません。
- 駐車場:有
- クレジットカード:不可
- 電子マネー:不可
※掲載内容は公開時の情報です。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。
近くのおすすめスポット
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永松窯元(一の瀬焼)
「永松窯元」では灰釉、鉄釉、銅釉、辰砂(しんしゃ)釉、そば釉、織部釉など多彩な釉薬を用いて、暮らしに溶け込む器を作陶。美しく独特な風合いを生み出し、手にする人の心を和ませてくれます。
- 営業時間
- 9:00〜18:00
- 定休日
- 不定休
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林さん亭
中国料理専門調理師として認定され、あの「四川飯店」で研鑽を積んできた店主・林さんが、地元うきは市に「林さん亭(りんさんてい)」を開いたのは2017年のこと。
果樹畑のある道をぐんぐん上がった先にある、見晴らしのいい高台に建つシンプルな店構え。眼下には柿畑が広がり、遠くうきは市内を一望できるロケーションも◎。ここは町の中華店とは一線を画す、たおやかな場所。料理もさることながら「林さん亭」で過ごすひと時を楽しみに来店される方も多い人気店だ。
店では仕掛け品を使わず、野菜の切り置きもしない。そのため、オーダーが入るたびに調理を開始する。提供されるまでに少々時間がかかるのはそのせいだが、これが美味しさを重視している林さんの流儀である。
単品のほか、一口中華がセットになった定食メニューもあり、中でも定番人気「担々麺」は、麺を啜るたびに胡麻の香りが鼻腔をくすぐり、後から酸味と鮮烈な辛味、旨みが押し寄せてくる美味しさ。
聞けば、味を左右する「ラー油」は一から手作りし、胡麻だれに至っては炒りごまを独自の焙煎具合まで炒り直して味を作り出しているそう。もちろん豚ミンチで作る肉味噌(炸醤=ザージャン)もしかり。これが丁寧な手仕事に裏打ちされたプロの味というわけだ。
昼のメニューは数種に限定されているけれど、事前に「あの中華料理が食べたい」と2日前までに予約をすれば対応可能。からあげと麻婆豆腐のテイクアウトも行っており、その他希望の料理があれば同様に予約をすればOK。
「料理は愛情」と提唱した陳建民氏が創業し、陳建一氏、陳建太郎氏へと引き継がれている「四川飯店」で修業をした林さんだが、そこで学んだことがある。
“迷いのあるものはお出しするな! 謙虚さがない料理は美味しくない”
「作り手にとっては何百杯の中の一杯だけれども、お客さんにとっては唯一の一杯。だからいつも気は抜けないんだ。修業先で師匠(陳建民氏のお弟子さん)に巡り会えたからこそ、今の自分、そして『林さん亭』がある」と。
お客さんの美味しい笑顔に支えられながら、今日も厨房から小気味良い包丁の音がトントントントン……。お腹と心を満たしてくれる山あいの中華料理店「林さん亭」にぜひ足を運んでみませんか。
キャプション①
丸ごと粒山椒がたっぷり入った「陳麻婆豆腐丼」。ジワリジワリと後から押し寄せてくるシビレがたまらなく刺激的
キャプション②
一口中華4種盛り(油淋鶏・四川風水餃子・ピータン豆腐・山椒風味のごぼうサラダ)がセットになった「酢豚定食」。内容は月替り、仕入れで変わる
キャプション③
春になれば満開の桜を愛でながら食事を楽しむことができる
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【カテゴリー】たべる
【店名】林さん亭
【よみがな】りんさんてい
【住所】〒839-1401福岡県うきは市浮羽町朝田1139-1
【TEL】0943-77-3955
【営業時間】11:30~14:00(LO)※夜の営業は現在休止中
【定休日】不定休
【駐車場】有(敷地内10台)
【フェイスブック】https://www.facebook.com/rinsantei/
【クレジットカード】不可
【電子マネー】不可
【個室】無
※掲載内容は公開時の情報です。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。
#ランチ
#中華料理
#担々麺
#陳麻婆豆腐
#麻婆豆腐
#林さん亭
#うきは市- 営業時間
- 11:30~14:00(LO)※夜の営業は現在休止中
- 定休日
- 不定休
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丸田窯(一の瀬焼)
受け継がれる古陶の系譜「一の瀬焼 丸田窯」
「一の瀬焼 丸田窯」は、うきは市浮羽町朝田にある窯元です。
一の瀬焼の起源は400年前に遡り、秀吉が朝鮮出兵の際に連れ帰った陶工らによって開かれたと言われています。近世では、久留米有馬藩の御用窯として栄えました。
「丸田窯」では、釉薬の代わりに塩を使う世界的にも珍しい『塩釉』の技法を受け継ぐほか、金属を塗って高温焼成する焼きしめの技法などに取り組み、作陶を続けています。
[陶芸体験メニュー]
受入人数:5〜50人
金額及び内容:
【ろくろ】1人3,000円(湯のみやご飯茶碗が1つできます)
【手びねり】1人2,500〜3,000円(マグカップや丼茶碗が1つできます)
【絵つけ】1人1,000円〜2,000円(湯のみ1,000円、マグカップ2,000円等)
時間:
【ろくろ】1人15分〜20分×体験人数分
【手びねり】1時間〜1時間半
【絵つけ】30分〜40分
受付締切:体験希望日の1週間前(要予約)- 営業時間
- 10:00〜17:00
- 定休日
- 不定休
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浮羽稲荷神社
城ヶ鼻公園内にある浮羽稲荷は、伏見稲荷神社から稲倉魂の神(うがみたまのかみ、通称、稲荷大神(いなりおおかみ))、京都松尾大社から大山咋の神(おおやまぐいのかみ)、太宰府天満宮から菅原道真公の三神が祀られており、商売繁盛、五穀豊穣、酒造と健康、長命長寿、学問の神様と言われています。
山に沿って続く赤い鳥居を登ると、見晴らしのよい景色が広がるビュースポットで、天気がよければ、原鶴温泉や遠くは甘木方面を見渡すことができます。春は桜の名所としても知られています。
近年、SNS上で有名なスポットとなり、多くの参拝客が訪れます。- 定休日
- 無休