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評判に偽りなし! 合鴨料理や幻の豚「東京X」に舌鼓の連打!!

平成元年に合鴨料理の店としてはじまった「吉井十八(とうはち)」。今では生産量が少ない「幻の豚 東京X」を味わえる、言わずと知れた名店だ。

「かも鍋」は開店当時から不動の人気メニュー。醤油とかつおベースの特製かも鍋スープをまとった合鴨肉は、しっとり吸い付くような肉質。官能的な旨みに身悶えする美味しさ。

写真は「かも鍋」

「東京X」は入手困難な豚肉だが「吉井十八」では、揺るぎない信念を持った大将が四方八方手を尽くし、独自ルートを開拓、一頭買いを実現させた。美味しいものを食べていただきたいという、たゆまぬ探求心が実を結んだというわけだ。買い付けた肉は、スライサーではなく美味しさを引き出すために一枚一枚手切りするそう。

写真は「東京X」の「シャブシャブ(バラ肉)」

店のシャブシャブ鍋には昆布出汁に加えて、しっかりと漬けた白菜の古漬けが入っている。

まず味の違いを知るため、取り皿にスープとヒマラヤの岩塩を適量入れ、さっとくぐらした肉を浸して味わうのが店の流儀。口に入れた途端に舌の温度で上品な脂が溶け出し、優しく包み込まれる感覚。きめの細かい柔らかな肉質に圧倒されることうけあいの逸品。
その後はお好みで「自家製ポン酢」をつけてさっぱりといただくも良し。

こちら「東京X」のロース肉を使用した「とんかつ」。

「東京X」の脂で作ったラードと、綿実油をブレンドした専用油で揚げているそうで、まさに「東京X」による「東京X」のための揚げ油。フライヤーは使わず、厚みのある肉を一枚一枚約15分もかけて鍋で揚げている。

食欲をそそる淡〜いピンク色の断面が目にもご馳走のビジュアルだ。

まずは何もつけずにそのまま一口。
カリッと小気味良い衣の食感の後にふくよかな甘みが充満し、たちまちスッと消えていく……。舌の上でとろける脂身、奥行きある旨みがさらに押し寄せ、食べ終わるのが名残り惜しい「幻の豚」。
シンプルな食べ方で堪能したら、お次はトリュフ塩でどうぞ。

平日(11時30分〜13時30分)は、「東京X」を使用したソースカツ丼、一口カツ定食、生姜焼き定食などをリーズナブルな価格で提供。
「東京X」のロース肉を使った「とんかつ定食」は11時30分〜13時30分(オーダーストップ)。
16時以降は「かもねぎ炒め」「東京X豚コロコロ塩焼き」「東京X豚100%メンチカツ」など一品料理や「パスタ(時価)」「東京X焼きラーメン」も味わえる。

メニューの「焼きラーメン」などにも使われている、地場の柿をたっぷりと使用した特製「十八の柿ソース」は店内でも購入可能
食べ方を丁寧に教えてくれる女将さん

お酒のメニューもじつに豊富で、今では手に入らない美酒も多数。メニューに書かれていないお酒もあるため、女将さんにこっそりお尋ねを。ワインセラーも完備し、合鴨料理&赤ワイン、「東京X」&白ワインのマリアージュを楽しめるのも嬉しい。

腕利きの先代の志を受け継いだ2代目・櫻木さん。
京都や東京で経験を積み、寿司、割烹、居酒屋、焼肉、中華、創作などあらゆる料理の学びを深めたという。現在はうきはで大将の味を守りつつ、アレンジをきかせながら訪れる客人の胃袋を幸せにしている。

「毎日肉を切っていたらこんな体になりました!」と茶目っ気たっぷりに筋骨隆々の腕を披露し、チャーミングでユーモアたっぷりなところは2代目ならでは。

人柄の良さも大将譲りなのだろう。
客人を魅了してやまない「吉井十八」に足を運べば、また一つ口福を知ることに。

なにぶん希少な豚肉のため、確実に「東京X」を味わいたい方はぜひご予約を。

吉井十八

うきは市吉井町福益102-5

TEL0943-75-4738

営業時間 【平日】11:30~21:00(LO)【日曜】12:00〜21:00(LO)※平日ランチ900円は11:30~13:30(なくなり次第終了)※東京Xのとんかつ定食3,300円は11:30~13:30【要予約】
定休日 水曜

  • 駐車場:有
  • クレジットカード:不可
  • 電子マネー:不可
  • 個室:有

※掲載内容は公開時の情報です。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。

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