
かう
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パン屋なかがわ
列車が店前を走り抜ける、のどかなJR久大線沿いの小さなパン屋「なかがわ」。じつは「クロワッサンと食パン専門店」と思いきや、店内には色々な種類の焼き立てパンが。
早朝から店奥の工房でせっせとパンづくりをする店主・中川興平さん。
「丁寧につくるとパンが応えてくれるんですよ」と優しい手つきで成形しながらにっこり。その表情からはパンづくりの楽しさ、面白さがひしひしと伝わってきます。
シンプルでオーソドックスな「天然酵母クロワッサン」は「手間と時間がかかっても美味しさにこだわりたい」と生地づくり、折り込み、成形、焼く工程に至るまで、約3日を要するんだとか。
厳選された強力粉とバターでつくるそれは、カリッふわっの食感♪
なんたる至福!バターの濃厚な香りと余韻が後を引く美味しさです。
見てください、この目にも楽しい「バイカラークロワッサン」を!正統のなかに潜むアレンジが◎。
たっぷりのあんこに濃厚バターを挟み込んだ「あんバタークロワッサン」や、えもいわれぬバターの香りに包まれる「デニッシュ食パン」もおすすめ。九州産生クリームをたっぷり使用した、濃厚な「クリームブリュレ」もありますよ。なんとこちらはカソナード&バーナーで焼く最終工程を購入の際に施してくれます。
ここで真打ち登場!
久留米市城島町で戦後から約75年続いた老舗「ブーランジェリー ナカガワ」の味を復活させた「食パン」です。
当時の材料・配合はそのままに、現在は良質なうきはの地下水と昔ながらの製法でつくられています。ふんわりしっとりした口当たりは食べた人だけが味わえる幸せ♡
定番商品に加えて「バゲット」や日替わりパンも登場するため、パン好きにはたまりません。
食パンは前日まで、クロワッサンは2日前までに予約をすれば柔軟に対応してくれるのも嬉しいですね。さあ、今日はどんなパンが焼きあがっているのでしょう?
初めて訪れる方は、道沿いのところどころに掲げている小さな手づくり看板を目印に訪れてください♪
- 営業時間
- 8:00〜17:30
- 定休日
- 月曜
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スイーツハウスREN
「REN」という店名は、耳納“連”山、美味しさが“連なる”ようにという思いを込めてつけられたそうで、日常生活に寄り添う洋菓子店として親しまれています。
ショーケースには、キラキラと輝きを放つ麗しのお菓子♡うきはの生産者の方から仕入れる新鮮なフルーツも使われています。
無農薬・有機肥料で栽培したうきはのほうじ茶で焼き上げる「ほうじ茶米粉シフォン」も人気ですよ。米粉を使用しているのでもっちりしっとり。豊潤な焙煎香とふんわりしたスポンジの食感を存分に堪能できる一品です。
「REN」のお菓子に合うようブレンドされた、お店オリジナルコーヒーと合わせても◎。
福岡市内で和菓子店を営んでいるご実家のお父様から、菓子作りに込める想いを受け継いだオーナーシェフ・髙島浩二さん。洋菓子店やホテルのケーキ部門でも働き、知識と技術を深めたそう。
「味や好みは人それぞれ。だから特別なことは一切しない。自分が食べて美味しいものを真摯に作っていくだけですよ。作り手の心がお菓子に伝わるため、心をいつもフラットにして臨む。これが安定した味を生み出す“プロフェッショナル”かと」
お菓子作りに一途な想いが「REN」の味にあらわれている。だから美味しいんだなぁ〜。
季節ごとに移りゆく季節限定スイーツにも注目ですね。- 営業時間
- 10:00~19:00
- 定休日
- 木曜、金曜
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カラコルム
重厚な町屋が現存している白壁通りの一角に「カラコルム」はある。
ここはトライバルラグの第一人者として知られる田中安広さんが営む、トライバルラグとキリム専門店だ。
「トライバルラグ」とは遊牧民が手織りした絨毯のこと。
羊を飼い、遊牧をする生活を送っている西アジア(イラン・トルコ・アフガニスタン)に暮らす遊牧民たちが、副産物である羊毛で絨毯やキリムを作っているという。
羊毛を紡ぎ、植物染料で染め上げ、手織りをする。気の遠くなる製作工程を経て完成させているそうだ。一つとして同じものはなく、すべて希少な1点もの。緻密な作りで独特の質感がそこには宿っている。
遊牧民が織りあげる美しい絨毯に魅せられた田中さんは、現地(イラン・トルコ・アフガン)へ赴き、実際に関わる人々に寄り添い、自分の目で確かめたものだけを買い付けている。
1990年のオープン以来、品質の高いトライバルラグの発掘に余念が無く、現地の人や購入されるお客さんからの信頼も厚い。
「カラコルム」店内で販売される他、国内のギャラリーや画廊からのオファーも多く、各地で企画展も開催されている。
機能性と耐久性に優れ、使い方もさまざま。トライバルラグのある暮らしを楽しむのもいいですね。
遊牧民の繊細な技術で手織りされる本物の手仕事。
あなたも「カラコルム」で、知るほどに奥深いトライバルラグの魅力に触れてみませんか。
- 営業時間
- 11:00~18:00
- 定休日
- 火曜・水曜(不定休あり)
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うきはの山茶/新川製茶
昭和48年からうきはの深い山あいにある茶園で、無農薬・有機肥料栽培をしている「うきはの山茶/新川製茶(にいかわせいちゃ)」。
「卸しではなく実際に飲んでくださるお客さんと直接顔を合わせて販売したい」と、古風な日本家屋の一角に小さな店舗を構えている。
現在多くの品種を育て、煎茶・番茶・白折・焙じ茶・玄米茶・焙煎紅茶・烏龍茶・食べる緑茶・さっととける緑茶など、ラインナップが豊富に揃う。
そもそもなぜ、無農薬で栽培をするようになったのか?
当時、広大な茶園での農薬散布が体に影響したのだろう。3代目・樋口勇八郎さんのご両親の体調不良がきっかけで、無農薬栽培に移行したという。
草取りや虫取りはすべて人力で行い、もちろん化学肥料も使わないため、肥料づくり、土づくりにも力を注いでいる。
特筆すべきは数ヶ月かけて作り上げるオリジナルの「ぼかし肥料」だ。これは竹チップや雑木チップなどに鶏糞やもみ殻、米ぬかなどをブレンドして自然発酵させた有機肥料。「うきはの山茶」有機茶園の土づくりは自然のサイクルをうまく活用している。
こうして栽培された摘みたての茶葉は近くの製茶工場へ運ばれ、山の湧き水を使って「深蒸し製法」でじっくりと仕上げられる。普通の蒸し煎茶よりも長い時間かけて蒸す「深蒸し」をすることで、渋みを抑えた濃厚な味が引き出されるんだとか。
化学肥料・除草剤は一切使用せずに手塩にかけて育てた茶葉は、ひときわ力強いテイストだ。ふくよかな甘みと旨みがやさしく舌を包み込み、余韻を残して静かに消えていく。
自然な香りと濃いうまみに富んでいて、体に馴染むような感覚。これが無農薬・有機栽培のお茶の味。
「嗜好品はたくさんあるけれど、あらためてお茶を見直し、日常的に飲んでくださると嬉しいな」と樋口さん。
自然そのまんまの茶畑で、自然そのまんまの美味しいお茶を。
「うきはの山茶」から、安心してお飲みいただける無農薬・有機栽培茶をあなたへ。
#お茶
#日本茶
#深蒸し製法
#無農薬栽培茶
#有機栽培茶
#うきはの山茶
#新川製茶
#うきは市- 営業時間
- 9:30~18:00
- 定休日
- 火曜・夏季・年末年始
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あけぼの河童菓庵
国道沿いにひときわ目をひく3階建ての白壁屋敷。昭和40年から続く老舗和菓子店「あけぼの河童菓庵」だ。
- 営業時間
- 9:00~18:00
- 定休日
- 水曜
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Le Sucre
奇をてらわず素材を活かし、巧みな味わいを奏でる「ル・シュクル」の洋菓子。
- 営業時間
- 10:00~19:00
- 定休日
- 水曜
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KONOITO
「KONOITO(コノイト)」の無添加100%のコットン製品は、タオルから始まり、今ではガーゼくびまき、ベビー用品、マスク、寝具、布ナプキンといったラインナップ。生地の加工から縫製まで自社・国内工場で丁寧に行い、今や多くの使い手の方に喜ばれています。
手にとってみると、ふんわり、しっとりとしたやさしい肌触り。一般的な綿製品と比べて肌馴染みが良く、実際に使ってみると驚くほど柔らかい。その理由は薬品を使用しない製法でつくられているから。
「え?タオルをつくるために薬品が?」
じつは一般的なタオルづくりの工程では様々な薬品が使われているんですって。これが、新しいタオルが水を吸わなかったり、肌トラブルの原因の一つになっているんだとか。
「KONOITO」では「薬品を使わずに自然そのものの柔らかさがあるタオルをつくりたい」と、試行錯誤を重ね研究を行ってきたそう。肌を刺激する可能性のある薬品や柔軟剤を一切使わず、その代わりに「酵素」のチカラを活用することで、天然素材の風合いがそのまま生かされた吸水性の良い綿製品を実現。
糸を真っ白にするための漂白もしないため、製品は「生成り色」をしています。
近年は、柿渋や藍を使って一枚一枚手染めをし、天然の色あいを醸し出したカラーバリエーションも人気。実店舗へ足を運べば、しっかりと触れて確かめた上で購入できます。
自然な風合いを損なわずにお手入れができるよう、界面活性剤不使用の酵素洗剤「solala」も好評販売中。
「長年の経験から生まれた無添加コットン製品ですから、自信をもってご提案できますよ。心地良くお使いいただけるので、肌の弱い方や赤ちゃん、ご家族みなさんで安心して使ってくださいね」と、社長・山﨑朋代さん。
「KONOITO(コノイト)」という名前には、人とモノ、人とコトをつなぐ糸として、心や体に心地良さを届けたいという彼女の想いが込められています。
クオリティーが安定しない製品で溢れてかえっている世の中だからこそ、安心・安全な製法で、肌をやさしく包み込んでくれる「KONOITO」の綿製品の役割は大きい。
いつもの暮らしに無添加100%コットンを取り入れて、丁寧な暮らしを楽しんでみてはいかがでしょう。
- 営業時間
- 10:00~17:00
- 定休日
- 土曜・日曜・祝日
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KIRITO COFFEE ROASTERS〜幾里人珈琲焙煎所〜
深煎りマンデリン専門店として、焙煎士・濱さんが営む「KIRITO COFFEE ROASTERS〜幾里人珈琲焙煎所〜」。
- 営業時間
- 平日13:00〜17:00 土日祝 11:00〜17:00
- 定休日
- 不定休
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bezaleel
耳納連山の麓という言葉がぴったりの自然豊かな山苞の道。
- 営業時間
- 8:00~18:00(変更あり)
- 定休日
- 不定休