うきは市
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Hostel & Cafe Farolito
海外の国々を探訪し、スペインの宿で働いていたこともある、気の合うお二人がはじめたカフェバー併設のゲストハウス「Farolito(ファロリート)」。
店名にもなっている「Farolito(ファロリート)」という言葉は、スペイン語で小さな灯火、灯台という意味があるそう。
「うきは市吉井町の新たなシンボルになろう!という想いを込めてこの名前にしました」と話すのは、店主の八代さんと谷川さん。美味しい手作り料理やスイーツの提供、そして笑顔のおもてなしは、海外を巡って多くのことを吸収・体験してきたお二人だからこそできること。
1階は宿泊されていない一般の方でもランチ・カフェ・ディナーが楽しめます。2階のゲストハウスはキッチンが併設されているので自炊もOK。
広々とした和モダンなお部屋になっていて、個室が2部屋、ドミトリールームに5ベッド。
あまりの居心地の良さに、遠方から訪れるお客さまだけでなく、地元うきは市民の方々も多く利用・宿泊されているようですよ。
店主のお二人に思わず「Gracias(グラシアス)」。
ありがとうと笑みが自然にこぼれる新たなスポット。またひとつ発見です。- 営業時間
- 【カフェ】12:00〜22:00 、【チェックイン】16:00〜22:00、【チェックアウト】11:00
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若宮八幡神社
「若宮八幡神社」は、五穀豊穣の御利益で知られるお宮で、仁平3年(1153年)に源為朝(みなもとのためとも)が現在の神奈川県鎌倉市にある鶴岡八幡宮(日本三大八幡宮のひとつ)を分霊し創建されたと伝えられています。境内には樹齢数百年の情緒豊かなカヤの木や、江戸時代に地元の豪商から寄進を受けた青銅製の狛犬と灯篭など見どころも多くあります。毎年10月17日・18日に行われる伝統行事”若宮おくんち”の舞台としても親しまれており、期間中は“サー、ヨーイヤセー”など伸びやかなかけ声とともに武者や稚児行列が町内を練り歩き、露店も立ち並ぶなど、多くの観光客で賑わいます。
- 定休日
- 無休
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吉井歴史民俗資料館
吉井町内の古墳から出土した土器や甕棺(かめかん)、副葬品などの考古資料をはじめ、農業や商業、生活の面から町の成り立ちを振り返ることができる民俗資料を展示する施設です。
中でも、国の重要文化財に指定されている若宮古墳群「月岡古墳」「塚堂古墳」の出土品の特設コーナーが見どころとなっています。- 営業時間
- 9:00~17:00
- 定休日
- 月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始
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屋部宮地嶽神社
地元では、お正月の三社参りで訪れる神社として知られ、吉井町では若宮八幡宮と並んで初詣客が多い神社です。
- 定休日
- 無休
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屋部地蔵公園
屋部地蔵公園は、地蔵を始め、観音像、羅漢像、河童像などの石像が並んでいる約5,000坪の公園です。園内に整備された遊歩道をゆっくりと散策しながら、石像ひとつひとつのユニークな表情を楽しんでください。また、梅の名所としても知られ、見頃の3月になると約300本の白梅が園内を彩ります。
- 定休日
- 無休
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珍敷塚古墳
古墳時代後期(6世紀)に造られた円墳。昭和25年、採土工事中に発見されたものですが、現在奥と右側の壁のみが残されています。珍敷塚古墳の最大の特徴は、奥の壁に描かれた壁画で、古代人の信仰思想の一端をうかがい知ることができる貴重な資料です。
奥壁の壁画、左上には大きな同心円文が、その下にはゴンドラ形の船があります。その船の舳先(へさき)には鳥が止まっており、櫂を持つ人物が船を操る姿が見えます。中央には、死者を守るためなのか、弓矢が入った靭※が3個並んでおり、大きな蕨手文※が左の靭の間から描かれています。右端の靭の隣には弓と盾を持った人物がおり、その下には古代中国で月に住むと言われたヒキガエルが2匹描かれ、上のヒキガエルの横には小円文があります。
このように、珍敷塚古墳の壁画には、ここに葬られた人物が、太陽の輝く陽の世界から、月の支配する陰の世界へ、鳥の導く船で現世から来世へと旅立とうとする姿が表されているといわれています。
現在、この壁画は保存施設内にあり、予約すれば見学することができます。
※靭(ゆぎ)・・・矢を入れ、腰につけて持ち歩く筒形の容器
※蕨手文(わらびてもん)・・・ワラビの形に似た渦巻状の文様で、呪術的な図文と考えられている
(国指定史跡)- 営業時間
- 原則毎月第3土曜日の古墳見学時のみ公開 ※5日前までに要予約
- 定休日
- 【資料館】 月曜日(祝日の場合は翌日) 年末年始(12月29日~1月3日)
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村田英雄生家 石碑
昭和を代表する演歌歌手のひとり『村田英雄』の生誕記念碑。1999年、日岡古墳の隣に建立されました。
- 定休日
- 無休
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妙見社
北極星を神格化した中国の星宿思想(せいしゅく)と仏教が融合して生まれた妙見菩薩(みょうけんぼさつ)をまつるお社は、昔から地域の人によって大切に守られてきました。境内(けいだい)には縄文時代からの吉井町の起こりと発展が詳しく書かれた説明書きがあります。
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南久保田住宅
南久保田家住宅は、吉井町能楽区にある江戸時代から続く旧家です。南久保田家住宅の周りは、屋敷林の木々と塀で囲われ、土豪屋敷を彷彿とさせます。これら近世豪農の建築様式を継承しつつ、近世後期から明治初期にかけて吉井町で成立した近代町家建築や、明治初期から大正期にかけての近代和風建築の様式を取り入れるなど、建築様式の歴史的変遷を感じ取ることのできる建物です。
また、建物まわりの木々や水路、手入れの行き届いた生け垣、楠の巨木をはじめとする屋敷林も建物とともに見応えがあります。
敷地内にある米蔵、古蔵、ツキアタリ蔵、農業倉庫、味噌部屋などが旧家の屋敷構え全体をよく伝えるとともに、美しい農村景観を作りだしていることを評価され、平成23年12月に、主屋・米蔵・ツキアタリ蔵・味噌部屋・農業倉庫・材木置場及び脇門・裏門の8つが国指定登録有形民俗文化財に登録されました。
(国指定登録有形文化財)