きふね
-
泊まれる蕎麦屋 きふね
キャンプやグランピング、宿泊もできる「泊まれる蕎麦屋 きふね」。
うきは市内を一望できる高台にあり、眺望絶佳!
たおやかな田園風景が広がる抜群のロケーションが、心を解き放ってくれるよう。
蕎麦屋とアウトドアが交錯する新鮮さが話題を呼び、子どもから大人まで楽しめる人気スポットだ。
蕎麦を味わえ、宿泊もできるのは築150年の古民家。
古典的な店内と思いきや、当時の梁を残し、オシャレで開放的な内観に改装されている。
なんとも心をくすぐられる設えだ。
「きふね」でいただける蕎麦は、つなぎなしの正真正銘、十割蕎麦。
季節に応じて全国各地から選りすぐりの蕎麦粉を取り寄せ、蕎麦職人である熊本さんの手によって、水回し、練り、延し、たたみ、切りの工程を行う完全な手打ち。
「水が変わるだけで、蕎麦を打つ際の手に伝わってくる感触や粘りがまったく違うんですよ。うきはの水は雑味がない天然地下水のため、蕎麦打ちにはうってつけです」と熊本さん。
47年間培った技と勘、そしてうきはの恵水の三位一体が、客人を魅了する蕎麦の味を生み出しているのは間違いない。
蕎麦つゆ作りも丁寧な手仕事ぶりがうかがえる。
「きふね」では鰹節を削るところから始まり、しかも店内削り。
鹿児島県枕崎産の本枯れ節と、屋久島にしか生息していない屋久サバ節の削りたてを使用。
鰹節と鯖節の香りが消えるまでしっかり煮出すのが鉄則だそうで、出汁の香りを引き出すというよりは、出汁の旨味を抽出するイメージだ。
蕎麦の香りを楽しめる蕎麦つゆをいつも心がけているという。
この透き通った黄金出汁に、甕(かめ)から出した「かえし」、煮詰めたみりんを加えてようやくつゆが完成。
蕎麦をちょんと浸してズズッと啜れば、華やかな蕎麦の香りがふわっと鼻腔をかけ抜ける。
噛むごとに甘みが膨らみ、コシもしなやか。
これが、まごう事なき手打ち十割蕎麦の味。
最後にいただく蕎麦湯までしみじみ美味いっ!
古民家の宿はというと、一棟貸し切りで1日1組限定。
夕食はBBQスタイルでお肉三昧。
蕎麦出汁で仕込んだ鴨鍋コースにも変更可能で、なんと朝食はかまどの炊き立てご飯を味わえる。
一棟貸し切りの宿&テントエリアをまるごと貸切ることができるプランもあり、大勢で楽しめることうけあいだ。
広〜い敷地内にはベルテントが設置。もちろんご自分のキャンプギアを持ち込んでもOK。
バーベキューインストラクターが焼いてくれるBBQや、ワイルドな肉料理はもはや「きふね」のエンターテインメントにもなっているほど。
ロウリュも体験できるテントサウナ(五右衛門風呂付)、焚き火スペース、ブランコ、滑り台などがあり、レンタサイクルやプロのインストラクターがサポートしてくれる筑後川カヌー体験などアクティビティーも充実!
食べて、遊んで、泊まって楽しむ。
遊び心いっぱいの「きふね」で、うきはのスローライフを存分に満喫してはいかが。- 営業時間
- 11:00~お蕎麦がなくなり次第終了。夜は要予約
- 定休日
- 第2火曜(定休日が祭日の場合、営業し代休を取る場合があります)
-
そらいろ
築150年の古民家を現代的なオシャレ空間へフルリノベーションした十割蕎麦屋「きふね」敷地内の一角に、小さなパン屋さん「そらいろ」がオープン。
「お子様から大人の方まで気軽に来店してほしい」と、店主・鍋島さんが愛情たっぷり注いで焼き上げたやさしい味わいのパンが並びます。
なかでも、お隣の「きふね」で提供されているという蕎麦茶や蕎麦茶殻を絶妙にブレンドして焼き上げた「蕎麦パン」は、むっちりとした弾力で、何層にも膨らむ深みのある味わい。鼻にふわりと抜ける蕎麦の香りが何とも心地よい一品です。
生クリームを惜しげもなく練りこんだ「ミルクパン」や「抹茶あずきパン」のほか、北海道産の小麦粉で作ったもっちり「ベーグル」も好評。週末になると焼き菓子やスコーンも登場し、日によってパンの種類も変わるそう。今日はどんなパンが並んでいるかな?と期待に胸が高鳴ります。
購入したパンは「きふね」の広〜い敷地内で味わうことができますよ。うきはの心地よい風と空気を肌で感じながらいただくパンはまた格別の味!
一つひとつ心を込めて丸めた「そらいろ」のパン。澄み切ったうきはの青空を眺めながらのんびり美味しいパン時間を♪- 営業時間
- 11:30〜
- 定休日
- 不定休(インスタグラムをチェック)