乾麺
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(資)鳥志商店
製粉・製麺の盛んな“うきは”において、大正7年から変わらぬ製法で麺づくりを継承している「鳥志商店(とりししょうてん)」。
生麺を切り出し、まるで素麺のように干して麺をつくる乾麺は、良質な小麦粉、食塩、雑味のないうきはの美味しい地下水が原料となっている。
その日の天候によって、職人が乾燥室の温度と湿度をチェック。
麺の仕上がりに大きく影響する重要な工程とあって、細心の注意を払うという。
こうして3日間(約60時間)かけて、麺の具合を確認しながらじっくりと熟成乾燥。
ここで特筆すべき点が、麺を干す際の、英字「M」の形をした干し方。
これは「鳥志掛け」といわれ、全国どこを探してもここだけしかない意匠登録されたオリジナルだそう。
その「鳥志掛け」で干した麺を、人の手で一つひとつ干し台から外し、軽量を経てパッケージ。
素朴さと温かみを感じる麺は、しっかりと手間と時間がかけられている。
この製麺方法で博多ラーメン、博多中華そば、冷やし中華そば、うどんの他、OEMといったオリジナル商品を製造している。
中でも国産小麦粉を使用した麺と、化学調味料・合成着色料・合成保存料不使用のスープがセットになった「博多中華そばシリーズ」は主力の人気商品!
化学調味料や酸化防止剤入りの即席ラーメンが一般的に多いなか、からだに優しく美味しい商品を提供したいとの想いで商品開発。
とんこつ、しょうゆ、味噌、久留米、九州醤油、鶏味、塩味、ピリ辛豚骨の全8種の味を楽しめ、今ではベストセラーに。
健康志向のヘルシーなラーメンシリーズの中でも、さらにワンランク上の商品が「たいゆうめん」。
“体”に“優”しい“麺”の意味を込めて「たいゆうめん」と名付けられ、スープに至るまですべて植物性の原料のみで作られているそう。
麺は福岡県産のラーメン用小麦「ラー麦」と国産のこんにゃく粉を絶妙ブレンドし、つるみのある舌触りとコシを実現。
スープの味に小麦の風味や旨みが打ち消されることなく、存在感のある美味しさ。
レパートリーも「味噌×ごま」「醤油×生姜」「塩×ゆず」といった組み合わせで、動物性の原料や化学調味料・合成着色料・合成保存料を使わずとも“ちゃんと美味しい”を実現している。
これが素麺づくりのノウハウを活かし、100年以上続く「鳥志商店」の渾身作だ!
「鳥志商店」の全商品は、JR久大本線吉井駅前通りにある事務所で直売。
一部商品は「JAにじ耳納の里」「道の駅うきは」「うきはせれくと」「ぶどうのたね」でも好評販売中!
ぜひ、福岡の麺どころ「うきは」の美味しい麺を味わってみて!
- 営業時間
- 8:00~17:00
- 定休日
- 土曜・日曜・祝日
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ちくご手づくり村(栗木商店)
耳納連山の麓より湧き出る伏流水で、乾麺、生麺、インスタント麺を製造販売している「栗木商店」。
工場に併設されている直売所「ちくご手づくり村」店内では、ラーメン、うどん、そうめん、そば、パスタなど、バラエティに富んだ麺を購入することができますよ。
乾麺、生麺に加えて、インスタント麺を製造し、なんと日本で唯一、100%国産ラードで揚げるインスタントラーメンを製造しているんですって。
麺がより香ばしく揚がるラードが「栗木商店」の美味しさのひみつ。
数ある中でも、「大辛(おおから)ラーメン」は大人気!
ピリッとした辛みと後からジワリと追いかけてくる辛み、そして旨みが覆いかぶさるかのように押し寄せてくるスープ。小麦の味をしっかりと味わえる縮れた麺と一体となり、まさに禁断の味!
テレビ番組「マツコの知らない世界」で紹介され「インスタント袋麺の世界」(2020年3月10日放送)で最高のご当地系部門第2位に選ばれた逸品という。
一般的に麺は、澱粉を沢山配合してもっちりとした弾力とつるみを出す場合が多いそう。
「栗木商店」では澱粉をメインにすることなく、小麦粉の風味が引き立つよう絶妙なバランスを探り当て、滑らかさを実現。
「“小麦粉のおいしさを感じられる麺”づくりを目指し、日々商品開発をしていますよ」
そう話すのは社長・栗木良祐さん。
麦・米の産地で九州三大麺どころと言われている「うきは」の製麺会社のこだわりがどの麺にも反映されている。
「オリジナリティーをどんどん出して、おいしさを追求していきたい」と言葉を繋ぎます。
近年は福岡県産ラーメン用小麦「ラー麦」を使った麺のほか、うきは「小麦」活性化プロジェクトにて、うきは産100%の小麦粉を使用した商品開発にも注力している。
選べる楽しさてんこ盛り!
あんな麺やこんな麺、なかなか店頭では手に入らないレアな麺が「ちくご手づくり村」に行けば購入できますぞ!
- 営業時間
- 10:00~16:00
- 定休日
- 火曜・木曜・お盆・年末年始
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(有)熊谷商店
1900(明治33)年の創業以来、昔ながらの乾麺づくりを伝承している「熊谷商店」。
現在は、そうめん、冷麦、うどん、ラーメン、ちゃんぽん、そばなど様々なジャンルの乾麺を製造している。
なかでも筑後川のかっぱ伝説にちなみ、約25年前に先代が考案した「かっぱラーメン」はロングセラー商品だ。
かっぱのイラストがあしらわれたパッケージは発売当初から変わっていないそうで、ついつい手に取り鑑賞したくなるほど味わい深い表情がいい。
じっくり熟成乾燥させた滑らかなストレート麺と、豚骨の旨み&コクのあるスープがどちらも突出し過ぎない絶妙なバランス!加えて、つるんとした喉越しの良さも◎。
「味一番 たべればわかる味」と書かれているキャッチフレーズに思わず納得。
しょうゆ・みそ・しお味のレパートリーもあり、どれも味わいたくなること必至のラーメン。
厳選した小麦粉を独自ブレンドし、水分量を見極めながら麺生地を熟成させていく。その見極めが重要だと5代目・熊谷幸介さんは話す。
揺るぎないこだわりと製法でつくられる「熊谷商店」の乾麺は「道の駅うきは」・JAにじ「耳納の里」にて好評販売中!
小麦の旨みを噛み締めながらすする麺は“食べればわかる味”ですよ。- 営業時間
- 8:00~17:00
- 定休日
- 土曜・日曜・祝日