器
-
jingoro
耳納連山の麓にある木の道具と喫茶のお店「jingoro(じんごろう)」。
木工作家・山口さんの作品に触れられる喫茶です。
娘・ふき子さんがニッコリ「こんにちは♪」
親しみのある接客とBGMのピアノの音色が何とも心地よい。
「誰かのこだわりが詰まった空間ではなく、皆さんの居心地がいい空間になれば」と、ふき子さん。
店内には、木工に携わり30年以上になる山口さんが手掛けた木の器やテーブル、椅子などが配されています。
山口さんといえば、質感を活かした木の道具を手彫りで生み出す人気作家。
穏和な人柄が伝わってくる作品は、日々の暮らしにやさしく寄り添ってくれる存在です。
製材所で丸太買いをし、その木で作りたい作品を考えた上で製材しているそう。
さらにその状態で2〜3年乾燥させ、工房へ。作るもののサイズに木をカットし、ようやく製作に取り掛かることができるという。
手彫りの器は作るものによって、いくつもの「のみ」を使い分け、金づちで叩きながら少しずつ彫り出す繊細な手仕事。
実際に手にとると、手触りの良さ、美しい丸みを帯びたフォルムが愛らしく、そして何より手にとる人の心を和ませてくれます。木目の現れ方で違う表情をみせてくれる楽しみも。
喫茶では天然木の個性を活かしたテーブルと椅子に腰をかけ、ふき子さん特製のスイーツを味わえますよ。
「生産者の顔が見えるものを使いたい」と、うきはの小麦粉や卵、フルーツを中心に吟味した素材を使用しています。
ずっと大切に焼き続けているという「チーズケーキ」は、小麦粉不使用で、ナチュラルチーズと砂糖、卵、生クリームといったシンプルな掛け合わせ。
開店当時から常にレシピをアップデートしているそうで、いつ味わっても充足のため息がこぼれる魅惑の一品♡
どしっと受け止めてくれる深入りの自家焙煎珈琲を合わせれば、満足度もひとしおです。
「jingoro」で木工作家・山口和宏さんが生み出す木の道具たちに触れながら、美味しい寛ぎのひとときを過ごしてはいかがですか。店内の窓から望むのどかな田園風景にほっこりしながら。
==============
【カテゴリー】かう
【店名】jingoro
【よみがな】じんごろう
【住所】〒839-1343福岡県うきは市吉井町鷹取1557-3
【TEL】0943-73-7773
【営業時間】0943-73-7773
【定休日】水曜・木曜・金曜・土曜
【駐車場】有(敷地内11台)
【インスタグラム】https://www.instagram.com/jingoro.jp/
【ホームページ】https://jingoro.jp/ (サイト内に通販ページあり)
【クレジットカード】木の器購入時のみ可
【電子マネー】可 PayPay
※掲載内容は公開時の情報です。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。
#木工作家
#山口和宏
#器
#家具
#木の道具
#喫茶
#焼き菓子
#スイーツ
#jingoro
#うきは市
- 営業時間
- 11:00~17:00
- 定休日
- 水曜・木曜・金曜・土曜
-
日月窯
吉井百年公園のほど近く、自然に包み込まれた地で、静かに佇む「日月窯」。
- 営業時間
- 【ギャラリー】10:00〜17:00【カフェ】12:00〜17:00 ※季節によって変更あり
- 定休日
- 【ギャラリー】水曜・木曜【カフェ】月曜〜木曜
-
ギャラリーぶどうのたね うつわと暮らしのもの
器との出会いは一期一会。何気なく立ち寄った先で、思わず魅了された方も多いのでは?
「ギャラリーぶどうのたね〜うつわと暮らしのもの〜」では、普段なかなか出会えない、全国各地の作家さんの作品に巡り会え、奥深い器の世界を楽しむことができますよ。
靴を脱ぎ、店内に足を踏み入れると、ホッと落ち着く寛ぎに満ちた畳の和空間。つい時間が経つのも忘れて眺めていたくなる心地よさです。
店内の作品はもちろんすべて一点もの。
一見すると同じ形?ではなく、よ〜く見ると表情がそれぞれ違うところが魅力の一つ。焼き色、形、サイズ感、重さ、手に馴染む質感など、いろいろな表情を見せてくれます。
毎月お店では展示会が開催されるため、新たな器との出会いが待ち遠しくなりますね。
「私たちは作るのではなく、伝える仕事。お客様に作家さんのストーリーをお伝えし、作り手さんの想いを知ってお使いいただくことで、また違った味わいを深めてもらえれば」とスタッフ・樋口さん。
あなたの毎日の暮らしが豊かになる器との出会いを求めて「ぶどうのたね」にお出かけしませんか。
- 営業時間
- 10:00~18:00(冬季は日暮れとともに閉店)
- 定休日
- 木曜・お盆・年末年始
-
李椿
月に数日だけ、白壁通りにひっそりオープンする「李椿(リチュン)」。陶芸家・高木剛さんのギャラリー(展示室)だ。吸い込まれるように扉を開ければ、素朴な風合いが心地よい空間。小さなガレージを改装したという店内には、彼の穏やかな人柄が滲み出た数十点の器が展示されている。
鹿児島県出身の高木さんは、高校卒業後、東京で働いていたギャラリーで、山梨県の陶芸家の作品に魅せられ弟子入り。約3年の厳しい修業を経て独立した。
東京や京都で作陶したのち、縁があってうきは市に移住。現在は、うきはの山の窯場に薪窯と灯油窯を構え「揺らぎ、柔らかさ、繊細さを表現したい」と、足で蹴って回す「蹴ろくろ」で作陶している。
韓国の古陶磁が好きな高木さんは、李朝の焼物に惹かれ、現地で学びを深めたそう。実際に「李朝白磁」が生まれた土地の風土に触れ、陶工たちの技術を目の当たりにした貴重な経験は、その後の高木さんの作陶に大きな影響を及ぼしたという。現地で習得した技術を自分のフィルターに落とし込み、新たな作品を生み出す日々。
それが、代表作「高台皿」や粉引(こひき)技法を用いた器に現れている。
「作り手の心が映し出される器。だから信じている生き方や自分の気持ちに正直に向き合い、いつわりのない作品を作っていきたい」
日常使いできるシンプルな作品には、そういった高木さんの想いが込められている。
ギャラリーでは、奥様・瑞枝さんが小麦やライ麦から酵母をおこして手作りする、自家製酵母パン(カンパーニュなど)の販売も。
手にする人の心を和ませてくれる器「李椿窯」との出会い。
小さなギャラリーの次の開催日を心待ちにしたい。
- 営業時間
- 11:00〜17:00
- 定休日
- 不定休(インスタグラムをチェック)