「この“うきは”の地で、“うきは”の豊富な恵みを使わせてもらいながら、多くの方に美味しく召し上がっていただきたい」

クレーピエールの店主の想いが込められた「la Pierre et le Chat（ピエール エ シャ）」は、ガレットをはじめ、クレープ、フランスの伝統的な焼菓子などが食べられるカフェ・クレープリーです。

オープンキッチンで丁寧に一枚一枚焼き上げるガレットやクレープ。
聞けば、ガレットの生地は国産蕎麦粉、水、塩のシンプル仕立てだそう。
外側パリッと中はモチモチで、ふわりと鼻に抜ける蕎麦の香ばしい香りが◎。
お好みに合わせて、またアレルギーの方でも安心して味わえるようにと、ガレットorクレープのどちらでも対応してくれる心遣いが嬉しい。

「ガレットランチ」はポピュラーで王道の「コンプレット ガレット」もしくは「本日のガレット」から選べます。
中でもうきは「リーバーワイルド」の季節の豚を使い、店主が手作りしたボイルハムと、「ゆむたファーム」の卵、さらにはデンマークのチーズを包み込んだ「コンプレット ガレット」は一押し。
崩したレモン色の黄身が、塩みの柔らかなしっとりとしたハム、チーズ、ガレットをトロリと包み込み、まさに素材のマリアージュを楽しめる一品です。

うきはの風土を感じながら、地場のフルーツ・お野菜を使ったガレットやクレープに、シードル（フランス産リンゴの発泡酒）を合わせるなど、さまざまなペアリングを楽しんでみてもいいですね。

フランスの伝統的なお菓子「ファーブルトン」。
卵と牛乳、小麦粉、生クリームだけで作るブルターニュ地方の手作りケーキですって。
プディング生地のやさしい甘みとプルーンの酸味が心地よく、シンプルゆえの味わいに思わず魅了されます。

美味しいひと時を過ごせる店内は、高い天井と大きな梁が印象的。
うきはの土を使ったという土壁が落ち着いた雰囲気を醸し出し、訪れる人をやさしく迎えてくれます。

椅子に腰をおろせば、窓から見える辺り一面に広がるのどかな田園風景と耳納連山の山々。
長方形の大きな窓に映るたおやかな情景は、まるで切り取られた一枚の写真のよう。

安堵感のある心地よい時間が流れる「la Pierre et le Chat（ピエール エ シャ）」は、きっとあなたのお気に入りに。
ここは穏やかな空間と時間を過ごせるとっておきのカフェ・クレープリーです。