日田杉が使われたオリジナルハンドメイドボックスの蓋をそぉ〜と開ければ、立ちのぼる桜チップの燻香。
粋な演出とフォトジェニックな光景に思わず

「わぁぁ〜〜〜♡♡」

バンズからはみ出しそうなボリューミーなパティ！
肉肉しいビジュアルが食欲を誘うバーガーが姿を現す。

ここは創業130有余年の歴史を持つ酒蔵「いそのさわ」にオープンした「CASA CUOMO CAFE UKIHA（カーサ クオモ カフェ ウキハ） 」。

そして、この心踊る最高のエンターテインメントをプロデュースしたのは、ナポリピッツァを日本に広めたイタリア出身シェフ、サルバトーレ・クオモ氏だ。

イタリアンの巨匠として世界中で愛されている彼の味を、うきは「いそのさわ」で味わえるとは！
ワインはもちろん、フランス・パリで開催された日本酒コンクールで受賞した“駿”とのペアリングを楽しめるのも嬉しいところ。

酒蔵一角の母屋を貫禄とカジュアルを併せ持ったレストランにリノベーション。
つい靴を脱ぎがちだが、そのまま店内へと足を踏み入れるスタイルが新しい。
天井に浮かび上がる木製の酒升ライトが空間に華を添え、なんとも幻想的でムーディーな雰囲気が醸し出されている。

看板メニューは、肉の旨みを逃さないよう１つひとつ炭火で焼き、香りを纏わせた「スモークチーズバーガー」だ。厳選された国産牛を100%使用し、絶妙な火入れによって歯応えと旨みを湛えたパティは、噛みしめるごとに旨みが湧き出てくる。スモーキーな香りが鼻腔をくすぐり、自家製のマスタードやケチャップがより一層美味しさを引き立てる。

クオモ氏が沖縄で開発したというピッツァ用小麦粉に、香り高い北海道産スペルト小麦粉をブレンドしたピッツァも大人気！“カリッ”とした小気味良さと“もっちり”とした食感の両方楽しめる生地の上には、本場イタリアから空輸しているという濃厚なモッツァレッラチーズが“トロ〜リ”。まさに三重奏を奏でるピッツァは、ここへ来て食べないという選択肢はない。

自家製ソースとイタリアの老舗メーカーのスパゲッティで作るパスタ（ジェノベーゼ）も、次のひと口を誘う美味しさだ。「いそのさわ」の日本酒でフランベしているそうで、伝承と革新が融合された斬新なイタリアンを堪能できる。

料理の味わいを支えるのは「いそのさわ」の酒造りに欠かせない仕込み水、そして、うきは・日田の規格外の野菜や果物。

「CASA CUOMO」ブランドのメニューは「規格外」というだけで市場に出ることができない食材にクローズアップし、クオモ氏がこれまで培ってきた経験と、急速冷凍の技術が活かされたまったく新しいスタイルのイタリア料理が紡がれている。

昼から夜まで通し営業のため、ランチやディナーはもちろん、カフェとしても気軽に利用でき、宿泊（2階部屋）に空きがある際は最大30名様まで受け入れOKだそう。
さらに、食事と酒蔵サウナ＋2階のお部屋貸切デイユースプランの予約も好評受付中。

「大切な家族や大切な人へ美味しい料理を振る舞いたい」

そんなクオモ氏のもてなしの心が込められたうきはの新名所「CASA CUOMO CAFE UKIHA」。
イタリアンの巨匠と歴史を紡ぐ「いそのさわ」が奏でる口福のマリアージュをぜひ、あなたも。