うきは観光みらいづくり公社

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長野水神社(五霊社)

定休日無休

江戸時代、寛文3年(1663年)の大干ばつを機に、山下助左衛門をはじめ、五人の庄屋が筑後川が流れる大石地区に堰を造り、掘割を掘って水を引く開削※工事を久留米藩に申し出ましたが、筑後川を利用した用水路開削工事は難事業であるため、藩からの許可はなかなか下りませんでした。五人の庄屋は失敗したら処刑される覚悟で請願書を提出し、この難工事に着手して寛文4年(1664年)3月完成に至りました。この偉業をたたえて五人の庄屋を祀ったのが長野水神社(五霊社)です。4月8日の春の大祭では、小学生による「浦安の舞」が奉納され、露店も出店し、現在も五庄屋の恩恵を受けている多くの人々が参拝に訪れます。また、長野水神社は桜の名所で、シーズンには花見客で賑わいます。
創建年代:1661年~1673年
※開削:土地を切り開いて道路や運河などを通すこと

流川桜並木

流川地区を流れる巨瀬川沿いの約2キロメートルにわたる桜並木です。毎年多くのお客様で賑います。開花時期には夜桜を楽しんでいただこうと桜のライトアップ(19時~22時)が行われます。
※2022年の桜のライトアップは行っておりません。何卒ご了承ください。

例年3月下旬~4月上旬が見頃です。

原古墳

open※保存上の理由から一般公開していません

定休日【資料館】
月曜日(祝日の場合は翌日)
年末年始(12月29日~1月3日)

内部には西に開口する単室の横穴式石室があり、奥壁の腰石と側壁の一部に赤色の壁画が残ります。奥壁の絵は、中央に準構造船のような大型の船が描かれており、右側が船首で、大きな櫂が2本描かれています。船上には弓を持った人物と櫂を操る人物が乗っており、馬もしくは遺体を納めた屋形を見ることができます。船尾の近くには3個の靭※が、右上部には弓を持った人物が描かれています。奥壁は一度抜き取られ戻されましたが、誤って反対向きに置かれたため、そのまま壁画が外を向いて保存されています。
(国指定史跡)
※靭(ゆぎ)・・・矢を入れ,腰につけて持ち歩く筒形の容file

日岡古墳

open原則毎月第3土曜日の古墳見学時のみ公開
※5日前までに要予約

定休日【資料館】
月曜日(祝日の場合は翌日)
年末年始(12月29日~1月3日)

若宮八幡神社の境内にある日岡古墳(ひのおかこふん)は、全長74m、高さ5mの装飾古墳で、6世紀後半につくられたと言われています。
後円部には横穴式石室があり、奥の壁面には赤・白・緑の3色で同心円文、蕨手文(わらびてもん)、三角文など幾何学的な文様が描かれ、周囲の壁には武具、魚、船、馬、獣などが色を使い分けて描かれています。その芸術性の高さから県を代表する装飾古墳のひとつとして国の史跡にも指定されています。現在は天井部分の石が崩落しており、上からのぞき込む形で見学可能となっています。
(国指定史跡)

※石室は通常施錠されています。

古畑古墳

open※保存上の理由から一般公開していません

定休日【資料館】
月曜日(祝日の場合は翌日)
年末年始(12月29日~1月3日)

鳥船塚古墳の南200mに位置する径約20m、高さ約3mほどの円墳で、墳丘は2段築成で段築面に円筒埴輪、人物埴輪が並んでいました。屋形古墳群の中で最も高い所に位置します。
内部主体は南西に開口する複室の横穴式石室です。奥壁の鏡石には赤色で4個の大きな同心円文を中心に据え、三角文と小円文、大の字形に手足を広げた人物像などが描かれています。同心円文を中心に据える点から、日岡古墳と似たタイプの壁画を持つ古墳であるといえます。
(国指定史跡)

本佛寺

定休日無休

本佛寺は、仏教への弾圧が激しかった明治維新の後、日蓮宗の再建に生涯を尽くしたとされる高僧 新居日薩(あらいにっさつ)によって創建されました。31,000坪の広々とした境内には神仏をお祀りする11のお堂があり、九州での中心的な霊場と言われています。本殿には菅原道真公の窮地を救ったとされる”河童の手”が社宝として安置されています。
毎年7月下旬に行われ、60年以上続いている子ども向けの林間学校も広く知られています。毎年”やさしさ””命の大切さ”などテーマが決められ、二泊三日で寝食を共にして、子どもたちの心のつながりや礼への意識、また思い出づくりにと貢献されています。

町並み交流館 商家

open見学9:00~17:00、食事11:00~16:00

定休日月曜日(祝日の場合は翌日)

松源商店の初代は、中世の豪族・問註所氏(筑後長岩城・うきは市浮羽町)の末裔(まつえい)といわれる田籠嘉六という人で、宝暦11年(1761年)に吉井町に移住してきました。
もともと「松屋」の屋号がついていましたが、第4代が田籠源右衛門を名乗っていたことから通称「松源」の名で親しまれるようになりました。
この田籠家の第8代の時に建てられたのが現「町並み交流館商家」。

もともとこの建物の外壁は黒色の漆喰(しっくい)となっていました。
当主が「商売人は派手にしてはいけない。」ということから黒くしたという説と、有事に備えて上空の戦闘機から目立たないように黒くしたという説があります。

1階は白花綜(しらかべ)というレストラン、2階の座敷はイベント会場になるなど市民に活用されています。

南久保田住宅

open一般公開なし

南久保田家住宅は、吉井町能楽区にある江戸時代から続く旧家です。南久保田家住宅の周りは、屋敷林の木々と塀で囲われ、土豪屋敷を彷彿とさせます。これら近世豪農の建築様式を継承しつつ、近世後期から明治初期にかけて吉井町で成立した近代町家建築や、明治初期から大正期にかけての近代和風建築の様式を取り入れるなど、建築様式の歴史的変遷を感じ取ることのできる建物です。
また、建物まわりの木々や水路、手入れの行き届いた生け垣、楠の巨木をはじめとする屋敷林も建物とともに見応えがあります。
敷地内にある米蔵、古蔵、ツキアタリ蔵、農業倉庫、味噌部屋などが旧家の屋敷構え全体をよく伝えるとともに、美しい農村景観を作りだしていることを評価され、平成23年12月に、主屋・米蔵・ツキアタリ蔵・味噌部屋・農業倉庫・材木置場及び脇門・裏門の8つが国指定登録有形民俗文化財に登録されました。
(国指定登録有形文化財)

妙見社

定休日無休

北極星を神格化した中国の星宿思想(せいしゅく)と仏教が融合して生まれた妙見菩薩(みょうけんぼさつ)をまつるお社は、昔から地域の人によって大切に守られてきました。境内(けいだい)には縄文時代からの吉井町の起こりと発展が詳しく書かれた説明書きがあります。

村田英雄生家 石碑

定休日無休

昭和を代表する演歌歌手のひとり、村田英雄の生誕記念碑。
日岡古墳の隣に1999年建立された。

珍敷塚古墳

open原則毎月第3土曜日の古墳見学時のみ公開
※5日前までに要予約

定休日【資料館】
月曜日(祝日の場合は翌日)
年末年始(12月29日~1月3日)

古墳時代後期(6世紀)に造られた円墳。昭和25年、採土工事中に発見されたものですが、現在奥と右側の壁のみが残されています。珍敷塚古墳の最大の特徴は、奥の壁に描かれた壁画で、古代人の信仰思想の一端をうかがい知ることができる貴重な資料です。
奥壁の壁画、左上には大きな同心円文が、その下にはゴンドラ形の船があります。その船の舳先(へさき)には鳥が止まっており、櫂を持つ人物が船を操る姿が見えます。中央には、死者を守るためなのか、弓矢が入った靭※が3個並んでおり、大きな蕨手文※が左の靭の間から描かれています。右端の靭の隣には弓と盾を持った人物がおり、その下には古代中国で月に住むと言われたヒキガエルが2匹描かれ、上のヒキガエルの横には小円文があります。
このように、珍敷塚古墳の壁画には、ここに葬られた人物が、太陽の輝く陽の世界から、月の支配する陰の世界へ、鳥の導く船で現世から来世へと旅立とうとする姿が表されているといわれています。
現在、この壁画は保存施設内にあり、予約すれば見学することができます。
※靭(ゆぎ)・・・矢を入れ、腰につけて持ち歩く筒形の容器
※蕨手文(わらびてもん)・・・ワラビの形に似た渦巻状の文様で、呪術的な図文と考えられている
(国指定史跡)

屋部地蔵公園

定休日無休

屋部地蔵公園は、地蔵を始め、観音像、羅漢像、河童像などの石像が並んでいる約5,000坪の公園です。園内に整備された遊歩道をゆっくりと散策しながら、石像ひとつひとつのユニークな表情を楽しんでください。また、梅の名所としても知られ、見頃の3月になると約300本の白梅が園内を彩ります。

 

2023年の梅は見頃です。

屋部宮地嶽神社

定休日無休

地元では、お正月の三社参りで訪れる神社として知られ、吉井町では若宮八幡宮と並んで初詣客が多い神社です。

吉井歴史民俗資料館

open9:00~17:00

定休日月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始

吉井町内の古墳から出土した土器や甕棺(かめかん)、副葬品などの考古資料をはじめ、農業や商業、生活の面から町の成り立ちを振り返ることができる民俗資料を展示する施設です。
中でも、国の重要文化財に指定されている若宮古墳群「月岡古墳」「塚堂古墳」の出土品の特設コーナーが見どころとなっています。

若宮八幡神社

定休日無休

「若宮八幡神社」は、五穀豊穣の御利益で知られるお宮で、仁平3年(1153年)に源為朝(みなもとのためとも)が現在の神奈川県鎌倉市にある鶴岡八幡宮(日本三大八幡宮のひとつ)を分霊し創建されたと伝えられています。境内には樹齢数百年の情緒豊かなカヤの木や、江戸時代に地元の豪商から寄進を受けた青銅製の狛犬と灯篭など見どころも多くあります。毎年10月17日・18日に行われる伝統行事”若宮おくんち”の舞台としても親しまれており、期間中は“サー、ヨーイヤセー”など伸びやかなかけ声とともに武者や稚児行列が町内を練り歩き、露店も立ち並ぶなど、多くの観光客で賑わいます。

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