
LUNCH
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だんだん
西鉄バス吉井営業所バス停から歩いて数十秒。ビルの一階に店を構える「とんかつ&コーヒーの店だんだん」。
1人でふらりと立ち寄れる雰囲気がなんとも心地よく、店内はカウンター席のみ。
定番メニューは、ヒレorロースから選べる「かつ定食」。
鼻から抜けるスパイシーな香りが猛烈に食欲をかき立てる「かつカレー」も人気。
聞けば、たっぷりの玉ねぎやニンニクをとろとろになるまで炒め、さらに人参をミキサーですりおろして加えているそう。2種のカレー粉を独自ブレンドし、1日かけてじっくり煮込んでいく手間のかけようです。
「味がブレないんだよね〜、これがまた美味しいんだよ」
そばで食事中の常連さんがポロリ。この味を求めてオールドファンが多いのもうなずけます。
うきは産の野菜を積極的に使って仕立てられた小鉢や漬物も、ほっこり素朴な美味しさ。
「店名の『だんだん』という言葉には『ありがとう』という意味があるの」
心を解きほぐす、ママさんの笑顔がとっても印象的。いつの時代もお客さんを喜ばせてくれるのは、美味しい料理と店主の人柄なのかもしれない。
心に染み入るおふくろの味。
ここはまさに「うきはの人情食堂」です。- 営業時間
- 11:00~20:00
- 定休日
- 火曜
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そば処 郡上
自然豊かな大野城市牛頸で15年間そば屋を営み、その後、うきは市に店を移転オープンさせたのは平成30年のこと。
以来、店主・橋本雅至さんが毎日手打ちする“二八そば”の味を求め、連日多くの人が店を訪れる人気店である。
「そば処郡上」では北海道産のそばを中心に熊本県産など、季節に応じてそば粉を使い分けている。そば打ちは天候に左右されやすく、しかも水加減が至難の技。
加えて大切なのが味の礎とも言うべき「水」だ。
うきはの良質な地下水で打ったそばは、ツヤツヤと美しく透明感がある。
口に入れた時の舌触り、つるみ、弾力、喉越しの良さ。スルスルと喉に吸い込まれていくよう。
しかも湯がき立てのそばは風味が良く、香りが鼻から抜けていく。まさにこれが極上と言うべき味わい方だ。
写真は野菜の天ぷらが2品付いた「田舎そば」。
昆布やカツオ、うるめ、さばなど厳選した素材を独自ブレンドし、丁寧にダシを引いているとあって、醸し出す高貴な香りと旨味が五臓六腑に染み渡る美味しさ。
「わざわざ足を運んでいただいたお客さんには、お腹いっぱいになって満足してもらいたい」と橋本さん。
「ざるそば」「かけそば」「ぶっかけそば」など単品メニューに加えて、季節野菜の天ぷらやご飯が付いたボリュームたっぷりの「御膳メニュー」まで、バラエティーに富んだ内容で楽しませてくれる。
店内はテーブル席のほか、小上がりもあるため、家族連れやお子様連れでも安心。ひとり客でも気負わず来店できるようカウンター席もある。
なんだかそばが食べたい気分♪
そんなあなたは美味しいそばを手操りに、いざ、うきはへ!- 営業時間
- 【平日】 11:00〜15:00 ・17:30〜20:00(LO)【土日祝】11:00〜15:00 ・17:00〜20:00(LO)
- 定休日
- 木曜(祝日の場合営業)
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吉井十八
平成元年に合鴨料理の店としてはじまった「吉井十八(とうはち)」。今では生産量が少ない「幻の豚 東京X」を味わえる、言わずと知れた名店だ。
「かも鍋」は開店当時から不動の人気メニュー。
醤油とかつおベースの特製かも鍋スープをまとった合鴨肉は、しっとり吸い付くような肉質。官能的な旨みに身悶えする美味しさだ。
写真は「東京X」の「シャブシャブ(バラ肉)」。
「東京X」は入手困難な豚肉だが「吉井十八」では、揺るぎない信念を持った大将が四方八方手を尽くし、独自ルートを開拓、一頭買いを実現させた。美味しいものを食べていただきたいという、たゆまぬ探求心が実を結んだというわけだ。買い付けた肉は、スライサーではなく美味しさを引き出すために一枚一枚手切りするそう。
店のシャブシャブ鍋には昆布出汁に加えて、しっかりと漬けた白菜の古漬けが入っている。
まず味の違いを知るため、取り皿にスープとヒマラヤの岩塩を適量入れ、さっとくぐらした肉を浸して味わうのが店の流儀。口に入れた途端に舌の温度で上品な脂が溶け出し、優しく包み込まれる感覚。きめの細かい柔らかな肉質に圧倒されることうけあいの逸品。
その後はお好みで「自家製ポン酢」をつけてさっぱりといただくも良し。
こちら「東京X」のロース肉を使用した「とんかつ」。
「東京X」の脂で作ったラードと、綿実油をブレンドした専用油で揚げているそうで、まさに「東京X」による「東京X」のための揚げ油。フライヤーは使わず、厚みのある肉を一枚一枚約15分もかけて鍋で揚げている。
食欲をそそる淡〜いピンク色の断面が目にもご馳走のビジュアルだ。
まずは何もつけずにそのまま一口。
カリッと小気味良い衣の食感の後にふくよかな甘みが充満し、たちまちスッと消えていく……。舌の上でとろける脂身、奥行きある旨みがさらに押し寄せ、食べ終わるのが名残り惜しい「幻の豚」。
シンプルな食べ方で堪能したら、お次はトリュフ塩でどうぞ。
地場の柿をたっぷりと使用した特製「十八の柿ソース」も好評販売中!メニューの「焼きラーメン」などにも使われている。
「リーズナブルに味わっていただきたい」と、平日(11時30分〜13時30分)に限り、「東京X」を使用したソースカツ丼、一口カツ定食、生姜焼き定食などを900円で提供。
「東京X」のロース肉を使った「とんかつ定食」3,300円は12時〜13時30分(オーダーストップ)。
16時以降は「かもねぎ炒め」「東京X豚コロコロ塩焼き」「東京X豚100%メンチカツ」など一品料理や「パスタ(時価)」「東京X焼きラーメン」も味わえる。
お酒のメニューもじつに豊富で、今では手に入らない美酒も多数。メニューに書かれていないお酒もあるため、女将さんにこっそりお尋ねを。ワインセラーも完備し、合鴨料理&赤ワイン、「東京X」&白ワインのマリアージュを楽しめるのも嬉しい。
腕利きの先代の志を受け継いだ2代目・櫻木隆二さん。
京都や東京で経験を積み、寿司、割烹、居酒屋、焼肉、中華、創作などあらゆる料理の学びを深めたという。現在はうきはで大将の味を守りつつ、アレンジをきかせながら訪れる客人の胃袋を幸せにしている。
「毎日肉を切っていたらこんな体になりました!」と茶目っ気たっぷりに筋骨隆々の腕を披露し、チャーミングでユーモアたっぷりなところは2代目ならでは。
人柄の良さも大将譲りなのだろう。
客人を魅了してやまない「吉井十八」に足を運べば、また一つ口福を知ることになりますぞ。なにぶん希少な豚肉のため、確実に「東京X」を味わいたいならご予約を。
- 営業時間
- 【平日】11:30~21:00(LO)【日曜】12:00〜21:00(LO)※平日ランチ900円は11:30~13:30(なくなり次第終了)※東京Xのとんかつ定食3,300円は11:30~13:30【要予約】
- 定休日
- 水曜
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リバーワイルド・ハム・ファクトリー
細道の所々に顔を出す「リバーワイルド」と描かれた小さな看板を頼りに突き進めば、筑後川沿いに現れる赤いレンガの建物。自ら育てた豚をハム・ソーセージ・ベーコンに加工し、販売をしている「リバーワイルド・ハム・ファクトリー」だ。
直売店内にはそれらを使った出来立てホットドッグを味わえるカフェが併設されている。
ドイツの品評会への出品を兼ねて製造現場を見学し、日本での製品づくりに活かした店主・杉 勝也さんがつくるハム・ソーセージ・ベーコンは、何と言っても良質な肉があってこそ。
店の裏手にある豚舎では「美味しいものを作りたい。どこにも負けない豚を育てたい」と、うきは・ブランド豚「耳納いっーとん」「耳納あかぶた」をはじめ、旬のうきはのフルーツを飼料にブレンドして与えている柿豚・葡萄豚・桃豚、さらに酒粕をブレンドした「吟醸豚」を肥育している。
環境が肉質に大きく影響するため、徹底した温度管理のもと、広々としたスペースで育てているそう。
こちら、ドイツの代表的なソーセージ「ブラートブルスト」を挟んだ「ホットドッグ」。
そのぷっくりとした色気に思わず見惚れるほど。
あんぐりと大きな口で喰らいつけば、肉汁が弾き出て旨みがほとばしる!人参や赤玉ねぎなど季節に応じてかわるピクルスがサラリとした脂をリセットしてくれ、味のコントラストが秀逸だ。
しかも、このホットドッグに合うよう特別に作られたという、シェ・サガラの「バゲット」が美味しさに追い打ちをかける何とも贅沢な構成。
ドイツで金賞の偉業を成し遂げた絶品ベーコンを挟んだ「キングベーコンドッグ」も圧巻の味!肉の旨みをしっかりと味わえるよう、ほんのり燻香を纏ったそれは、ただ者ではない。
あまりにも官能的な肉と脂に陶然することうけあいだ。
萌黄色から紅葉へと季節によって様々な表情を見せるエントランス、そしてそばを流れる「筑後川」。庭のテーブルに腰をおろし、豪快に流れる川の音をBGMに味わうのもまた一興。
「ハムとソーセージの盛り合わせ」やドリンクも注文でき、店内の冷蔵ケースには素材・味・製法にこだわった約15種類の加工品が並ぶ。
「美味しさを追求し、皆さんに『美味いっ!』て喜んでもらえるように頑張るんで、いっぱい儲からしてくださいね(笑)」と茶目っ気たっぷりに話す杉さん。
評判に偽りなし!彼の作るワイルドなソーセージの美味しさにハマること必至!
来店の際は、くれぐれも小さな看板をお見逃しなく。- 営業時間
- 11:00〜17:00(LO.16:30)
- 定休日
- 月曜、火曜、水曜 ※木曜日は物販のみ(カフェはお休み)
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みっちゃん
昼夜を問わず、しっかり食べたい、昼飲みもしたいという時は「みっちゃん」が大正解。
昭和50年の開業とあって、どこもかしこも飴色に変わっているけれど、“安さ”と“味”と“ボリューム”が売りのメニューは色あせない。
ラーメンなどの麺類をはじめ、丼物や定食、一品料理まで、どれも安定の旨さがここにはある。
平日(11時30分〜13時30分)は、ランチ限定メニュー(豚しょうが焼き、とり天、ホルモン、チキンカツカレー)を目当てに店内はあっという間に満席に。それもそのはず。お値段なんと驚愕の500円!サラリーマン、スポーツ選手、学生さんなども足繁く通うそうで、価格以上のボリュームに圧倒されることうけあいだ。
厨房を預かる2代目・松原吉孝さんが腕を振るう定番「ラーメン」は、豚骨(ゲンコツ)をじっくりと炊き出し、旨味だけをしっかり抽出させているという。
ストレート麺によく馴染み、呑んだ〆についつい食べたくなる美味しさ。
白菜と豚ミンチ、ニンニクで作るスタミナ満点の手包み「餃子」との相性は言わずもがな。
焼きめしの上にカツが覆いかぶさり、たっぷりのカレーが掛けられた「焼きめしカツカレー」は心沸かせる眺め。
ここで忘れてはいけないのが「焼肉」メニューだ。ボリュームと安さがあまねく知れ渡り、単品から盛り合わせまで、コスパ抜群のマストメニュー。
毎週木曜日は生ビールが“半額”になるため、この日を狙って来店される人も多いそう。
どれをとってもボリュームと採算度外視の値段が魅力の「みっちゃん」。
何はともあれ、百聞は一食に如かず。
胃袋をガッチリ掴まれていただきたい。
- 営業時間
- 11:30~22:00
- 定休日
- 月曜
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毎日のパンと喫茶 チゾン
耳納連山の風景にそっと溶け込む小さなお店「チゾン」。街の喧騒が嘘のように静かなこの場所は、ゆるりとした心地よい時間が流れています。
土づくりからこだわって育てられたうきは産の有機野菜を、自家製天然酵母パンでサンドしたサンドイッチ。「季節の美味しい野菜をしっかりと味わってほしい」と仕立てはシンプルに。
野菜の旨みがぎゅっと詰め込まれたスープは、やさしく素朴で無垢な美味しさです。
季節が巡るごとに、旬の野菜の圧倒的な存在感をワンプレートで堪能できますよ。丁寧に手作りされているため、お待たせする場合があるとのこと。そんな待ち時間でさえも、楽しいひと時♪
サンドに使用しているお食事パンは毎朝店内で焼いています。食べ物のチカラだけで発酵させた天然酵母(麹と甘酒など)を使っているため、ふくよかな味わい。
数量限定販売で、使用する酵母は時期によって変わるそう。
お食事もいいけれど、やっぱりこの店で味わうデザートは格別の味。
うきはの平飼い自然たまごを使った「プリン」やオーガニック素材のチョコレートを使った「ガトーショコラ」、濃密な口どけでクリーミーな「チーズケーキ」など、どれも一つひとつ手作りされています。
ヨーロッパのペンダントライトが可愛い、ナチュラルな店内で味わうのもよし、お外のテラス席で風の香りを感じながら味わうのもよし。
心穏やかにのんびりとカフェ時間を過ごせる「チゾン」でリセットするのもいいですね。- 営業時間
- 11:30~17:00
- 定休日
- 木曜、金曜
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TAVERNA Felice
くるくるっとパスタをフォークに巻きつけて、パクリ。野菜の美味しさ際立つ、なんとも美味しい季節のパスタ。
そんな一皿を提供してくれるのが、気取らず通えるイタリアンの店「TAVERNA Felice(タベルナ フェリーチェ)」。
お昼は3種の月替りパスタから選べるランチメニューが人気。
夜はトマトソース・クリームソース・オイルソース・和風パスタをはじめ、マルゲリータやベーコンとキノコのピザ、一品料理も味わえますよ。
予約をすれば、ご予算に合わせてコース料理も提供してくれるそう。
「お客様には旬の野菜を使ったメニューで季節を感じていただきたい」と話す、オーナー・宮崎靖彦(のぶひこ)さん。
お店で使う食材は、のどかな田園風景が広がる、うきはの山里「小塩地区」で自家栽培した食材が中心という。
アスパラガス、しいたけ、白菜など、清らかな水が育む肥沃な土壌で、丹精込めて育てられた食材は表情豊かな一品に。
毎月のおすすめパスタはFacebookにアップされているので、ぜひチェックしてみて!- 営業時間
- 【ランチ】11:30〜15:00 【ディナー】18:00〜22:00(夜は閉店時間が変更になる場合がございます)
- 定休日
- 木曜
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カフェうえむら
「カフェうえむら」とゆる〜く描かれた小さな店名看板。入る前から心がゆるむ可愛いカフェです。
扉を開けるとオーナー・上村真紀さんがニッコリと「いらっしゃいませ♪」
開放感のある大きな窓から差し込む陽の光。
木製のカウンターやテーブルが醸し出す温もりに心が安らぎます。手触り滑らかで座り心地がいい椅子に腰をかけ、まずはコーヒーを。
「カフェうえむら」オリジナルブレンド豆や厳選された豆をオーダー毎に挽き、雑味が出ないよう丁寧にハンドドリップ。真紀さんが優しく淹れてくれたコーヒーにホッ。
アイスコーヒーやカフェラテ、ホットココア、アフォガード、ソフトドリンクなど充実したドリンクメニューが揃っています。
1月〜5月の季節になると、自家農園で育てたいちごをたっぷりと使った「いちごシェイク」が登場!
店内でコトコト煮込んだいちごのコンポートと牛乳で作られ、心が春めくピンクに色づいたそれは、みずみずしい甘酸っぱさとスッキリした飲み心地♡
ジェラートがこんもり乗っているので、じわりじわりと柔らかな甘みと酸味が混ざり合い、飲み終わるのが名残惜しくなる味です。
フードメニューもいろいろ。写真は「なかちゃんのスコーン」。
これ、塩麹を使った酵母のスコーンなんですって!北海道産薄力粉と全粒粉、有機ココナッツオイル、豆乳でサックサクに仕上げられています。添えられた生クリームをたっぷりつけて召し上がれ。
この他、手作りコーヒーゼリーをはじめ、真紀さんが惚れ込んだ食パンで作る、卵とハムとチーズのトーストや、バターと蜂蜜のトースト「315ベーカリー」のシフォンケーキなど、どれも食べたくなるものばかり。
コーヒーやスコーンなどはテイクアウトもOKだそう。季節に応じて変わるメニューも楽しみですね。
店内は電源(コンセント)が使えるため、充電を気にせずにスマホを見ながらコーヒーを飲んだり、パソコンをつないで仕事をしながら過ごせるのも魅力。
通路やテーブル同士の間隔は、ベビーカーがらくらく通ることができる広さに。
「こんなカフェがあったらいいなぁ」と自身が子育中に感じた思いを盛り込み、お子様連れでも気兼ねなく来店できるカフェを実現したそう。
真紀さんの人柄も含め、優しく包み込んでくれる店内でほっこりとブレイクタイムを過ごしてはいかがですか。
JR久大本線筑後吉井駅正面の道路を真っ直ぐ、てくてく歩いて約3〜4分。駐車場もしっかり完備されています。
2023年、うきは市にステキなカフェが増えましたよ〜。- 営業時間
- 10:00〜18:00(LO.17:00)
- 定休日
- 日曜・月曜(不定休あり)
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うなぎの千年家
昼どきになれば、鰻の旨さに魅せられた客人たちで長い列をなす「千年家(ちとせや)」。元々鰻の養殖場を営んでいたこともあり、創業当時からの目利きは確かなもの。
店で扱う鰻は九州産に限る。
季節によって身質が変化するため、その時期に一番美味しい産地の鰻を仕入れているそうだ。店奥の生け簀で泳ぐイキのいい鰻は、うきはの井戸水で身を締めてから捌く丁寧な仕事ぶり。
写真は「特上セイロ」(きも吸物付)。
蓋を開ければ立ちのぼる鰻の燻香がイキイキと迫ってくる。飴色の照りが美しい身に箸を入れるとほどける柔らかさ。頬張れば、ふわっふわの舌触りにとろける脂身。
一面に敷き詰められた肉厚の鰻の下には、キリッとした甘めのタレをまとった御飯、鰻、御飯、とボリュームたっぷりの層仕立てになっている。ハフハフと熱々をいただけば、みなぎる活力。
創業以来、継ぎ足し受け継ぎながら味を守り続けているタレは、炙った鰻の骨で出汁をとり、醤油や砂糖を混ぜ合わせ、約1日かけて煮詰めている。エキスが凝縮された奥行きのある「千年家」の味はこうして生み出されているのだ。
味と香りのある鰻の旨みをそこなわないよう「セイロ蒸し」以外の品書き(うな重・蒲焼)などは“焼き”だけで仕上げられているそう。
鮮度がいいとキュッと身が締まるため、焼けば本来は固くなるが「千年家」の鰻はふっくら。まさに経験に裏打ちされた職人技の賜物。
創業以来、40年。
長く愛される秘訣はここにある。- 営業時間
- 11:00~20:00(LO.19:30)
- 定休日
- 火曜・第1水曜